まきはら
まだまだ暑い日が続いてますが、みなさまいかがお過ごしでございましょうか。
早いものでもう9月!1年の3分の2が終了ですってよ!
さて、そんな中、食欲の秋がちらつく中で今年も始まります。新規のボランティアの説明会と研修会でございます。
明後日、9/7(土)に説明会、9/22(日)と9/23(月/祝)に研修会を今年は予定しています。
まずは、ぜひ説明会に参加いただき、ぷれいすの活動を知ってもらえればと思います。
研修は自分を振り返るいい機会になると思いますので、参加する方はぜひ楽しみながら、ご参加いただければと思います。
あとは、個人的にはもうちょっと過ごしやすい気温と天気、汗の垂れない体を望むところでございます。9月後半はどうなるやら。台風とか長雨とか猛暑とか、もうないといいのですが。(フリじゃないです 笑)
ともあれ、今年も新規のボランティアの方と楽しく過ごせる時間が持てればいいなと思っています。みなさま、よろしくお願いします。
食欲の夏から秋に迷走中 まきはら
生島
今日は、「陽性者と家族の日記」を紹介します。2002年にスタートしました。メンバーは途中で入れ替わりがありますが、素敵な書き手がずっと日記にて普段の生活の断片を文章にしてくれています。SNSのように読み手の反応があるわけではないなか、11人の書き手が黙々とかいてくれています。
陽性者と家族の日記
現在は11人の性別、年代、セクシャリティ、住んでいる地域など、さまざまなHIV陽性者が日記をつづっています。HIV陽性者の何でもない日常や、ちょっとした生活のかけらに触れてみてください。https://ptokyo.org/diaries
もし、フィードバック感想を書きたい場合にはこちらに、投稿できます。
ぜひ、感想をお寄せください。
ぷれいすvoide
https://ptokyo.org/voice
この日記には、いくつも素晴らしい書き込みがあるのですが、今日はその一つを紹介します。
バースデーケーキ(長文)
みのる
バースデーケーキ(長文)
かとう
毎日暑い日が続いています。
この感じは既に熱帯並みですよね。
8/8の立秋を過ぎると「残暑見舞い」になるようですが、ギリギリ暑中お見舞い申し上げます。
さて、半年振りとなりましたが、ネスト・プログラムがお送りする動画配信「ときどき通信」の第5弾を配信しました。
今回のトピックは3つ。
まずは、5月から展開中の京都のアパレルブランド「JAMMIN」とのコラボによる、チャリティアイテムについての紹介。
そして8/29に開催の第21回就職支援セミナー。
最後は毎年恒例新規ボランティア募集について。
ネスト・プログラム・コーディネーターの2人でお届けしています。
いつもとは別のベランダが見える部屋での撮影。
カメラのトラブルがあってバタバタした結果、台本なしの一発撮りでした。
どうぞ見てやってください。
冷房の適切な使用や適度な水分補給など、熱中症対策をお忘れなく。
かとう

京都のアパレルブランド「JAMMIN(ジャミン)」とのコラボによるチャリティアイテムの販売をしています。
既に「買いました!」というお声も多く聞きます。
Tシャツやパーカー、トートバッグなどたくさんにアイテムに、オリジナルのロゴ「WE’RE ALREADY LIVING TOGETHER」が入っています。
このロゴ、「LIVING」と「LOVING」が掛け合わされているんです。
最初2018年に販売したのですが、今回ぷれいす東京30周年に合わせて再販してもらっています。
当時スタッフが着用して撮った写真がこちら↓

みんな6年分若いですね(笑)。
そして今回のアイテム着用の画像も続々と届いています。



前回はなかったポロシャツやポケットTシャツ、コーチジャケットなど、新しいアイテムもあります。
さらに一部は特別価格ということでかなりプライスダウンされています。
ご購入頂くと売上の一部がぷれいす東京に寄付されます。
可愛い商品揃いなので、ぜひページをご覧ください。
人気のアイテムでは売り切れが出始めています。
基本的に在庫がある分だけとのことですので、欲しいアイテムがある方はお早めのご購入をお勧めします。
そしてご購入された方にはぷれいす東京のオリジナル缶バッジをプレゼントしています。
「Living Together」と「U=U」のメッセージが入ったとても可愛いバッジです。

9月末までの期間限定復刻販売です。
ご購入、宜しくお願い致します。
まきはら
みなさま、ご無沙汰してます。
この時期だけ顔を出す、カタツムリのような(かわいい)スタッフの牧原です。
この時期が何かといえば、色々蒸れて臭いが気になるなる梅雨!でもありますが、そちらではなく、食欲の梅雨でもなく、ボランティアの募集の案内を始める季節でございます。
今年も例年通り、9月に新規のボランティアの募集の、説明会と研修会を開催する予定になりました。
ぷれいすの活動に興味を持っている方は、ぜひこの機会をご活用ください。
研修では、ぷれいすのスタッフが講師を務める講義やワークショップがぎゅーっと組まれています。
2日間、朝から夕方までのびっちりありますが、活動に始める前の準備になると思いますので、ぜひ今のうちに予定を調整してご参加いただければと思います。
新規ボランティア募集 のお知らせ (2024)
ぷれいすの具体的な活動を知りたい方は、2023年度の活動報告書をぜひご覧ください。今年からオールカラーで、見やすく生まれ変わっています!
https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/05/activitiesreport2023.pdf

また、5/25の活動報告会の動画のアーカイブがyoutubeに公開されています。こちらもぜひご覧ください。
みなさまのご応募をお待ちしております!
食欲の梅雨を迎えますか?
まきはら
はらだ
いよいよ明日は活動報告会です。
報告会の案内やお知らせ、準備で気がついたら、もう明日!という感じです。
今年は初のハイブリッド開催、多くの方のご来場・ご視聴をお待ちしています。
5月25日(土)30周年記念「2023年度活動報告会」のご案内
30周年を記念して、活動報告書のデザインを一新し、オールカラーにしました。
明日の報告会がお披露目となります。楽しみにお待ちいただければと思います。

生島
5月25日の活動報告会の30周年記念のトークでは、市川誠一んさんご登壇いただけることになった。1996年に市川誠一さんが実施した通称”ゴミ調査”を振り返る。当時、Gay Friends for AIDSのスタッフだった砂川秀樹さん、池上千寿子さんと一緒に振り返ることに。
この調査により当時のハッテン場(男性同性間の性的な出会いを提供する商業施設)の廃棄物中に多くのHIV抗体が発見され、早急な啓発が求めらることが明らかになった。調査手法への不快感を感じながらも、ハッテン場での啓発に砂川秀樹さんと一緒に協力をすることにした。新宿保健所で開催されたコミュニティへの研究結果のフィードバック会では、コミュニティ側から出された意見は、「ゴミを調べることに利用者の許可を得ていない」、「不快だ」という手法に関するものがほとんどであった。多数の抗体が検出されたという事実に、どのように対応しようという議論には至らず、不全かんを感じていた。啓発への協力者としては、背中に矢が飛んでくるような経験をした。
このハッテン場での調査は、その後のエイズ対策へ影響を与えたことはいうまでもない。
設立30周年記念トーク
「ハッテン場調査(1996年)から読みとく〜コミュニティ、研究者、行政の連携のあり方」
【出演】市川 誠一(金城学院大学) 池上 千寿子(ぷれいす東京理事)
【コメンテーター】砂川 秀樹(文化人類学者)
【司会】生島 嗣 (ぷれいす東京代表)

参考:
市川誠一さんによるJaNP +への投稿(2019/3/29)
ゲイ・バイ男性のセクシュアル・ヘルス 向上の取り組み
ゲイ・バイ男性のセクシュアル・ヘルス 向上の取り組み
はらだ
代々木公園で、「TOKYO RAINBOW PRIDE PARADE」が絶賛開催中です。 昨日は残念ながら、強風のため中止になってしまいましたが、今日は無事開催され、ぷれいす東京もブース出展(Red-01-04)して、様々なパンフレットを配布したり、ミニトークを開催したりしています。
私は事務所のお留守番ですが、代々木公園に行かれた方はぜひお立ち寄りください、X (旧Twitter)にブースの様子が掲載されています。


そして明日のパレードでは、「#UpdateHIV」のフロートが出走します!
かとう

劇団フライングステージのお芝居『こころ、心、ココロ』を観に行って来ました。
100年と少しの日本のゲイたちの物語。
1914年から1970年までを第一部、1970年から2023年までを第二部として、それぞれいくつかのエピソードをオムニバス形式で上演する舞台です。
私は第二部を先に、そしてその日のうちに第一部を鑑賞しました。
会場は高円寺にある座・高円寺。
とても綺麗で立派な劇場です。

第二部の方では、私自身がリアルタイムで見聞きしたり実際に経験したお話がいくつもありました。
府中青年の家裁判は傍聴に行ったし、2010年の札幌のゲイパレードも歩きました。
新木場の事件の時は、直後に現場に手を合わせに行ったりもしました。
そして平田豊さんが登場しました。
ご存知の方も多いと思いますが、彼は日本で初めて性感染のHIV陽性者として世間に名乗り出た方です。
1994年5月に亡くなってしまいましたが、その前年に蔵王の温泉旅行に参加されていました。
私もその旅行でご一緒していたのです。
前の年の1992年、仙台で全国のゲイサークルの交流合宿が開催されました。
南定四郎さんを講師にお招きして、勉強会を行なったのです。
当時東北に住んでいた私は、この交流合宿で知り合った東北地方に暮らす何人かの仲間と一緒に、東北地方初のゲイサークルを立ち上げました。
翌年、誕生のきっかけを作ってくれた全国のサークルのみなさんへの恩返しの意味も込めて、東北のサークルが幹事となって旅行を企画したのでした。
それが蔵王の温泉旅行という訳です。
平田さんはこの時既に体調が優れず、車椅子を使っていました。
HIV陽性者の方と会うのは初めてではありませんでしたが、具合の悪い彼にどう接して良いのか正直分かりませんでした。
でも、周りのみんなと一緒に楽しんでいる様子を見ることができました。
平田さんに近い方々に伺うと、結構いい加減で適当な人だったそうですが、人間的に魅力に溢れた方でもあったそうです。
そんな平田さんが舞台の上で蘇りました。
役者さんの口を借りて、今彼が言いたいことを言っているように思いました。
あの頃まだ少し遠いと感じていたHIVが、今はこんなにも身近なものになっています。
もう少し生きる時間がずれていたら、私はもっと平田さんと話せたのかも知れません。
昨年京都で開催された日本エイズ学会に、メモリアルキルトのブースが出ていました。
その中に平田豊さんのキルトもあったのです。
その時にちょうど30年前の出会いのことを思い出し、そして今回のお芝居でさらの多くの感情を呼び起こさせてもらいました。

『こころ、心、ココロ』は明日3/10(日)が千秋楽となります。
ご興味のある方はぜひ劇場へ。
かとう
Plus Life Mediaのエグゼクティブプロデューサーであるカール・J・シュミッドさんがぷれいす東京にいらっしゃいました。
ちょうど1年前頃に初めて来所されて以来の再会。
カールさんはアメリカのABCネットワークで活躍されていた方で、アカデミー賞やグラミー賞のレッドカーペットのリポートなども担当していたそうです。
ご自身のHIVを社会に公表し、現在はHIVの啓発活動などを行なっています。
以前ぷれいす東京のイベントにも出演頂いたブルース・リッチマンさんとも親交があり、U=Uについてはリッチマンさんから教えてもらったとのこと。
せっかくの機会なので、日本のHIV陽性者を代表して私かとうが彼にインタビューをさせて頂きました。
彼自身のライフヒストリーや、活動についてなどを伺いました。
その模様は後日動画公開しますのでお楽しみに。

