陽性者と家族の日記

現在は11人の性別、年代、セクシャリティ、住んでいる地域など、さまざまなHIV陽性者が日記をつづっています。HIV陽性者の何でもない日常や、ちょっとした生活のかけらに触れてみてください。
また、旧web NESTのあれこれリンク集「HIV陽性者のサイト」「陽性者のパートナー・家族・友だちのサイト」に掲載させていただいていたサイトはこちらでご覧いただけます。

陽性者としてイギリスで暮らすということ

ひろき

イギリスに住み始めて9年が経ちます。その間に私が感じた印象は、
イギリスは陽性者にとって暮らしやすい国、だということ。

医療制度については以前も書いたことがあるので、今回は割愛しますが、
“社会の中での受け止めよう”が比較的寛容であるように感じます。

陽性者であることをパートナーや友人たちに話すのは、よくあること。
出会い系で初めて出会う相手に陽性であることを伝えるのも、珍しいことではありません。

なかには、投薬をはじめ、ほぼ死滅している状態(undetectable)であれば、
HIVをうつす可能性がほぼゼロに等しい、むしろ、陽性だと診断されていない人よりもリスクが低い、ととらえる人もいます。

私自身はロンドンにしか住んでことがないので、地方とはまた違うのかもしれませんし、
イギリスは多民族国家なので人種や民族によっては、HIVがまだまだタブー視されていることもあると思います。

日本もこの9年間で色々変わったと思います。より寛容性のある社会になっていくといいですね。

お盆

まさお

気づけば8月も後半戦。お盆休み突入…  何もせずのんびりと

ネズミ、現る

ひろき

ロンドンで生活をしていると、日本以上にネズミをよくみかけます。
地下鉄の構内、歩行者道路、はてはオフィスのフロアでも。
と、そこまではよかったのですが、先日、ついにネズミが現れたのです、僕の部屋に。

自分の部屋に出ると、本当に怖くて、夜も眠れないぐらいです。
ガサゴソ、と夜にキッチンから音が聞こえると、それが、ヤツだったりします。
初めて見かけた夜から、音がすると、びくっとしますし、
夜も同じ部屋に寝てるのかと思うと、本当に恐ろしい。

大家さんに報告したところ、ペストコントロールという駆除の業者をよんでくれました。
何をしてくれるのかというと、実況見分をしたあと、毒入りのモチをしかけていきました。
これ、効くのでしょうか? 先日は、ついにパソコンを見ている最中に足元を横切っていきました。

正直、その場で駆除しておしまいだと思ったので、モチを食べたにしろ、死骸を目にするかもしれないと思うと。。
ああ、早く部屋から退散してくれますように!

また1年間お世話になります。

たたみ

自立支援医療受給者証が更新されました。

また1年、お世話になります。

更新の申請のために、病院で書類を書いてもらいますが、年間医療費の算出額を見ると、

ものすごい金額。

改めて「はっ」とさせられます。

年数回、定期的に通院する以外は、ほとんど病気を意識しない毎日。

自分は、この医療費で生かされるのに見合う生き方をできているのだろうか。。。

と、この機会に毎年ふと思います。

 

私を支えるモノ

たたみ

私を支えるモノ。

そう、寝て居る間、私の頭を支えるモノ。

枕を10年以上?ぶり??に買い換えました。

 

使っていたのは低反発枕。ものすごく色的にもニオイ的にも「自分色」に染まってしまっていて…(苦笑)

低反発素材を包むメッシュのカバーを開けてみると。。。スポンジの変質がすごい。

(リアルな表現は自粛します)

 

朝、目覚めると腕がしびれていたり、熟睡感もなかったので、ホームセンターへ。

ホームセンターの展示ベッドに数個の枕を持ち込んで、あれこれ試して。。。

ちょっと値段が張りましたが

「24時間の1/3くらいは寝ている」

とかなんとかいういつぞやの寝具メーカー?の宣伝文句がふと湧き出し、

購入。

いやー、よく寝られる!!

睡眠は大事ですね。

ジブリ・ファンならぜひウェールズへ

ひろき

だいぶ前になりますが、今年4月のイースター休暇中に、
初めてウェールズに旅行してきました。

元々、イングランドとは別の王国、住む民族もアングロサクソン系ではなく、
ケルト系ということで、なんとなく文化とか人の見た目も違うような、違わないような。
イギリス人ではない私からすると、現在は大きな違いがあるように見えませんが、
地名などの表記が、英語と公用語であるウェールズ語の併記になるのをみると、“異国”だと実感がわきます。

四国ほどの広さのこの国にはたくさんの城が残っているそうで、
イングランドとの戦いがいかに熾烈だったのかが想像できます。

その中でも、たまたま訪れたカーナヴォン城という城が、なんと、『天空の城 ラピュタ』に登場する、
シータが囚われる要塞のような城のモデルだと知りました。
しかも、パズーの住む炭鉱の町も、ウェールズなのだとか。

ジブリ・ファンのかた(もちろん、そうでなくても)には、ウェールズはおすすめです。

梅雨入り

まさお

気付けば梅雨入りって…  まぁ梅雨が明ければいよいよ待ちに待った夏か!

気づいたらお薬が始まっていました

さしみ

前回の日記から4か月空いてしまいました。2月の時点では一体いつ薬が始まるのか見当もついていませんでしたが、3月に手帳は発行され4月からお薬を飲み始めました。薬を飲まずに過ごせた期間は2年強。ゆっくり心の準備をしていこうと思っていましたが、実際のところはあれよあれよという間に服薬に対峙しなければならなくなり相当な心の葛藤がありました。

一刻も早く服薬を始めたいと思っていたのに、いざ薬を手にして飲もうとすると「一度始めたらやめられない」という事実が重荷に感じられてしまい、休みの日に丸一日決心がつかなかったこともありました。薬を始めるタイミングを選べなかった人からしたらぜいたくな悩みに聞こえるかもしれませんが「考える暇もなく服薬が始まったほうが僕にとっては良かった」とこれまでの経緯を振り返るとそう感じてしまいます。

いまは服薬が始まって1か月ほど経ちましたが、すぐに20コピー未満になったし、CD4の数も過去最高値を記録しました。最初に処方された薬の副作用が強く、別の薬に切り替えることになりましたが、体調は良好です。これからは今まで遠慮がちになっていたことに対しても少しは積極的になれることを期待しています。

新しい自分を目指して

チョコレイトディスコ

平成が終わり令和がスタートして1ヶ月です。
ここのところ5月というのに、真夏のような暑さが続いていますが、皆さん体調は崩れてませんか。

ボクは悩み事も大きなものは解決に向かい、体調も良く前向きな日々を過ごしています。

昨年くらいから考えていた新しい挑戦がカタチになりました。
新しい環境で今年の夏から仕事することになります。
これほどの大きなチャレンジ、方向転換はボクにとっては10年以上ぶりのことなので、期待と不安が混じった気持ちではありますが、新しい環境と生活に期待の方が大きいかな。

先週の通院の際に、前回の血液検査の結果を聞いたのですが

CD4→477、ウイルス量→検出せず

でした。
病気がわかり即時入院した時は、CD4がたったの4だったので、その頃からすると体調としては奇跡の回復です。

この2年半、仕事や生活、体調面として波はありましたが、いろんなことが少しずつ上向いてきているとは思います。

体調管理は怠ることなく、新しい挑戦や環境を楽しめるよう、地道にひとつずつ努力を積んでいきたいと思う、今日この頃です。

イギリス永住権取得

ひろき

時が流れるのは早い、といいますが、先日イギリス永住権を取得しました。
渡英して8年目、本当に短いようで長いような、やはり時はあっという間に流れていきます。

8年間、自分なりに何ができたのだろう、渡英する前の夢や目標はかなっているのだろうか、などと考えてしまいます。
でもきっと、元気で暮らし、何とか生活できている、それがまずは一番の成果、自己実現だと、少しだけ自分を褒めています。

渡英する前にすでに投薬を始めていたので、仕事や生活だけでなく、イギリスでの治療が心配でした。
情報収集を手伝ってくださったのが、ぷれいす東京のスタッフのみなさん。

感謝の気持ちでいっぱい、本当にありがとうございます。
支えてもらったぶん、もっともっと幸せに、夢と目標をかなえたいと思います。

まだまだいくぞっー!