陽性者と家族の日記

現在は11人の性別、年代、セクシャリティ、住んでいる地域など、さまざまなHIV陽性者が日記をつづっています。HIV陽性者の何でもない日常や、ちょっとした生活のかけらに触れてみてください。
また、旧web NESTのあれこれリンク集「HIV陽性者のサイト」「陽性者のパートナー・家族・友だちのサイト」に掲載させていただいていたサイトはこちらでご覧いただけます。

今だから

IHO

本当に息がしづらい/生き辛い感じから
抜け出せずに鬱々として暮らしている、僕です。
新型コロナウイルス感染は収束に向かうのだろうか。
終息はかなり先の事なのだろうか。

こんな鬱々した気持ちを誰かと話したい…と思っても
なかなか人と会うのも躊躇してしまい、自分の中で悶々とし続けています。

そんな時、「ハートネットTV」で“コロナの向こう側”と云う
3回に渡っての放送/番組を視聴しました。
僕の中で、「そそそそそそ」そう言って欲しかった!と云う
お話を聞けてかなり心が落ち着きました。>どれだけブルーなんだよ。

税金の遣い道に怒り、感染者数の増減に一喜一憂していたのですが
今だから知らなきゃいけない事や、今だから出来る事、今だから言える事を
この番組で聞けた事がとても良かったです。

いつか、新型コロナウイルス感染が終息した時に
「今だから、わかる」「今だから、言える」と過去の事を言う事がないように
今から視野を広げて知り、行動を起こし、思いを発信していきたいです!>なんか無駄に熱い(^_^;

IHO 拝

介護士として

やっちゃん

皆さん、こんにちわ!

いかがお過ごしでしょうか?

先月、とうとう、私の職場でも新型コロナウイルス感染症の陽性者1人でました。ショートステイ利用者さんでした。

介護士ですので、密な仕事になる訳で私もPCR検査を受けまして、結果、陰性でした。

職員と他利用者さんも全員、見事に陰性でした!

職場で発生して、検査結果がでるまでは、普通は、自宅待機になりそうですが、自宅待機ではなく、通常勤務でした。

内心不安ばかりでしたが、でも、介護士として、介護士の誇りとして、利用者を守らなければとの気持ちを胸に業務にあたっていました。

私は、介護士として、これからも、働き続けます!

では、また、次回!

皆さん、お気をつけて過ごして下さいね!

コロナ禍の今

チョコレイトディスコ

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。

真面目な投稿で肩肘を張った内容で更新をしていたので少し億劫になっていたかも知れません。
もう少し気楽な気持ちで陽生者の日常を綴れたらと思います。

みなさん、コロナ禍の今、どうお過ごしですか。
ボクは仕事がリモートに切り替わって2ヶ月以上が経ちました。

ボクの会社では3月後半から在宅勤務が強く推奨され
4月からは完全在宅勤務になりました。
6月中旬まで完全在宅勤務、それ以降もベースは在宅勤務となり必要に応じて出社が認められることが決まりました。

状況が状況なだけに、人と接しないで仕事を進められることに感謝しつつ毎日出来ることを進めています。

今回は陽生者であるボクのコロナ禍での日常について書こうと思います。

一人暮らしなので必要な買い物以外、外出も控えていて、人に会うことは一切ない状況です。
仕事上でオンラインミーティングを毎日何本もこなしているので
会話はあるわけですが、リアルに友人や会社の同僚とも全く会っていません。
直接人と話すのはコンビニやスーパーの店員さんくらいでしょうか。

正直な気持ちは、人と目を見て話したり、握手したりハグしたりコロナ前に当たり前だったことが
愛おしいことだな、人に触れたいなと実感しています。

体調はといいますと、とてもいいです。
手洗いなどしっかりしていることと外に全く出ないことで
風邪をひくこともなく元気に過ごせています。

食事は、一人暮らしなので自炊すると量が多くもったいないので食べ過ぎてしまいますし
デリバリーを頼むと量が多いので、食べ過ぎてしまいます。
どちらにしても食べ過ぎています笑

ジム通いもできないので、食べた分太ってしまっています。
自宅でトレーニング始めたところです。(やっとですね笑)

もし陽生だということがこのコロナ禍で判明した人がいたらとても不安だと思うのですが
コロナ対策を意識して生活しつつ、薬を決まった時間に決まった量を服薬すれば
本当に健康を維持することができるので安心して欲しいと思います。

ボクも約4年前に感染が分かり、CD4も4という信じがたい一桁の数値で命も危ないという集中治療を経験してから
服薬だけは意識高く継続してきたことで体調も良いですし、
検査での各種数値も非常に良い状況を維持出来ています。
CD4は500を安定して超えています。

まずは元気に生活出来ていること、お伝え出来ればと思います。

今後は趣味や好きなモノやコトのお話とか
陽生者の普通の暮らしについて書けたらと思います。

陽生者も気を付けるべきことを気をつければ元気に暮らせる。
そんなことが伝われば嬉しいです。

では、また近いうちに。

男は誰もみな無口な兵士

IHO

緊急事態宣言全面解除になりましたね。
宣言前の生活に徐々に戻りながらも、
宣言期間中に見つけた新しい生活も本格的に始まるのでしょう。

ずーーーーーーーっと自宅でお仕事をしていた
いつも会社に出勤して働いていた方(ここではお父さんにしています)は
引き続きテレワークやらリモートなんちゃらやらで自宅で過ごす
時間が多くなるのでしょうか。
僕の周りの同僚(ここでは奥様になります)と義理姉達は、
ここ数週間会う度に「もううんざり」と愚痴っていました。
それを苦笑いで聞き流す、僕。

今迄は、お父さん達は何も言わずに会社に行き、帰って来たのでしようが
これからは、無口ではいられないですよね。そばに居る時間が増えるのですから、
お互い、感謝や文句やお願いや助けを声に出して、いかなきゃ!と思います。
ひとりで抱え込む事なく、今迄は悩みや迷いを口にするのを憚(ハバカ)っていた
“家族の為に戦う男”は止めて、奥様と一緒に悩みや迷いを共有して頂きたいと思います。

…えーーと、僕の周りには僕と同年代の昭和のお父さんや同僚が居て
彼らも彼らで言い分があって、大変みたいですょ(^_^;)

IHO 拝

Music

IHO

多くの時間をお家で過ごす生活(マイニチ)です。
テレビは新しいドラマやバラエティ番組が制作されず
再放送や総集編、特別編が多いですが、
僕はそれを楽しんでいます(^^)
勿論!You Tubeもずーーーーーーっと見ています^^;
ラジオも以前より聴いていますね。
それぞれで懐かしい曲/歌が流れると見入って/聴き入ってしまいます
「あ、あの曲だ」って。
テレビ画面の下の歌詞を目で追って歌って
当時は気付かなった歌詞の意味に胸を熱くしたり、
歌手をnetで検索して、現在の年齢やお顔と自分を比べて気を落としたり、
あの頃好きだった人の好きな曲がリクエストされると、
「あいつがリクエストしのかも」って乙女チックになったりしています。

自粛という、必ずしも自発的ではない行動を続けている僕達です。
“生活(マイニチ)”の中で必要優先順位をつけるとなると、
音楽や演劇などは列のかなり後ろになるのかな。
Musicがなくても暮らせていけると思うけれど
Musicがないと生きていけない、僕は。

IHO 拝

自粛生活

たたみ

「自粛生活」っていつからだろう???
基本自宅で過ごす今の生活スタイルをいつから始めたのか、思い出せませんが、
仕事は、4月から基本的に在宅勤務をしています。完全在宅とはいきませんが。
5月も終わりにさしかかり、東京でもそろそろ第1段階の解除でしょうか。
会社のすでに緊急事態宣言解除になった府県の事業所は、時差通勤可能として出社再開がはじまっています。

自粛生活中、やりたかったことは、「断捨離」だったのですが、残念ながらあまり進まず。。。

気を抜くと何をしたのかあまり記憶がないまま1日が終わってしまうので、
なにかひとつでもやって日記に書くようにしています。今見返すと抜けがありますね。。。

行動時間の記録も併せて書いた日を見ると、
無為にダラダラすごした不要な時間のいかに多いことか。。。(苦笑)

そんな中、普段公私ともにいろいろ予定をこなしていることがなくなり、気持ちをリセットすることが
多少できたように思います。
いろいろなやらなきゃいけないことや、人間関係で発生する、「自分をコントロールできない状態」が、
客観的に見るとどういうことで、どうしたら解決の糸口ができるのか、そういったことを考え直す良い機会となりました。

それと、人に会えないことで、自分が大事にしたい人や事が改めて浮かび上がってきた気がしています。

一気に元の生活には戻らないと思いますが、自分の生き方というと偉そうですけど、
毎日の暮らしの「基本的な方向」をブラさすに、社会復帰をしていけたらなと思います。
ブレると思いますが(笑)今までより早めにブレに気づいてリセットしようかと。

ちなみに、自分の中でルールとしたいことがひとつできました。
「寝床にスマホを持ち込まない」です。
寝つきがよくなるし、目が覚めてダラダラスマホ触る時間がカットできて、自分にとってプラスです。

ブルーウォーター

IHO

新型コロナウイルス感染によるパンデミックで
遠くの山脈も見える程に空気が澄んで、
船の往来も海辺のゴミも減って水も澄みとおり…(テレビ画面で見た風景だが)
七つの海が在る地球は、いま何を思っているのだろうか。

良いとか悪いとか、そういう事ぢゃなくて
“起きた事”を僕はどう感じているンだろうかと思う。
悲しいとか嬉しいとか悔しいとか楽しいとか怒っているとか
自分に問いかける時間が沢山あって色々小難しく思考回路が
回っている(苦笑)

IHO 拝

英国のコロナ疲れ

ひろき

日本のニュースでも度々耳にする“コロナ疲れ”、イギリスでも人々の気の緩みを感じます。

ここ数週間、週末のロンドンはお天気に恵まれていました。
週末の公園は多くの人が押し寄せた結果、警察がパトロールして日光浴をする人を注意したり
(運動の目的以外の公園の利用はロックダウン中は禁止)、なかにはピクニックを始める家族まで。

私を含め、ほかに出かけるところもないので、公園に繰り出す気持ちは痛いほどわかります。
でも、数週間前まで“新しい常識”になりつつあったマスクを装着する人はほとんどなく、
同居していないであろう友人同士や恋人同士のグループ
(ロックダウン中に同居していない人と会うことは禁止)がたくさん散歩しています。

うーん、自分も含めて、家でじっとしてる、行動を変えるって、本当に難しいですね。
今でも何百人もの人がイギリス国内で毎日亡くなっているという状況なのに。
結局、自分自身や周りの人間が実際に被害にあわないと、
悲劇や危機はニュースのなかだけで起きていることのように感じます。
感覚の麻痺って、本当に恐ろしい。

​でも、麻痺しないと生き抜いていけないのも事実です。
クレイジーな現実と、亡くなっていく人々の命の重みをまともに受け止めたら、精神がもたないでしょう。
逆に言うと、気の緩みは、私たちが新しい状況に適応していく過程のひとつなのかもしれませね。

TRY ME

IHO

皆さん、毎日如何お過ごしですか。
僕は相変わらず、ビール片手に映画(DVD)鑑賞や、ひとりLIVE開催に読書、
そして食っちゃ寝の怠惰な生活を続けています。
マジに、日にち曜日感覚が鈍くなり「ワタシハドコココハダレ」に
なるんぢゃないかと不安になっています。

本当に不要不急以外の外出しかしていない僕ですが
先日、ふらっと近所を散歩をしましたら、
報道や投函されているチラシなどの情報以上に
テイクアウトをしている飲食店が沢山あって驚きました。
居酒屋さんの店頭でお弁当が売られていたり
焼き鳥屋さんにラーメン屋さん、お好み焼き屋さんやカレー屋さん、
今迄もテイクアウトはされていたンだろうけど、
今は店先に、でーーーーーんと大きな看板を掲げて猛アピールです!
一番驚いたのが、barで牛丼を「はじめました」の看板でした。
凄いお洒落なbarなンですよ。びつくりです。
きっと、牛肉の仕入先を開拓されたか、友人の方に牛丼職人さんがいらして
間借りしているのかしら・・・と想像をしました。
報道でしか知り得ないのですが、飲食店営業は本当に大変だと思っています。
皆さんのアイデアや営業形態の変更でなんとか営業を続けていらっしゃいます。
新型コロナウイルス感染が終息をした時には、客席を設けず厨房だけでテイクアウト専門で
お弁当や焼き鳥丼やつけ麺、お好み焼きにインドカレーを提供する
お店ばかりになるかもしれませんね。
今、挑戦/TRYの時なのかもしれません。
そして、今、僕は御近所の行った事のないインドカレー屋さんや、
気になっているbarのお手頃価格の料理を試して/TRYして楽しんでいます。

IHO 拝

君の無念を晴らすためなのか、僕の悔しさをぶつけているだけなのか。

鳥前 進

その人は、昨今の新型コロナウイルス感染症が世界的な広がりを見せているなか、感染症の恐ろしさや、感染した人たちへの差別を知ったといいます。
その人は、その人の息子が感染したHIVについて改めて勉強し、HIVに感染した人たちへの差別を知り、そして同性愛者を取り巻く環境について改めて考えたといいます。
その人は、その人の息子が僕にHIVをうつしたことや、HIVに感染した僕に対して向けられた過去の言動について謝罪したいといいます。

僕は、その人がHIVや同性愛を知ろうとしてくれたことをとてもうれしく思います。
僕は、その人が自身の言動に過ちがあったことに気づいてくれて救われた気がしました。
しかし、僕は、その人の「謝罪」に、息子さんの居場所はどこにもないような気がしてならなかったのです。

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僕は、あなたの息子さんと別れた後、一切の連絡を絶って、自分だけがHIVと向き合うことを「選んだ」ことに後悔しているのです。
僕は、現実を受け入れられずもがいていたアイツを容赦なく切り捨てた過去の自分が悔しくて悔しくてたまらないのです。
だから、あなたが僕に、過去の出来事をいくら謝っても意味がないのです。

申し訳ないと思うのなら、その気持ちをあなたの息子さんに伝えてあげてください。
彼はきっと、自ら命を絶つ前に味わった絶望を誰にも理解されることなく、今ももがいているでしょうから。