ぷれいすコラム

「ぷれいすコラム」をオープンしました。ぷれいす東京NEWS(2017年2月号〜)とぷれいす東京NEWSLETTER(No.89:2016年5月号〜No.37:2003年1月号)の巻頭言の記事を、最新号から順次掲載していきます。

今こそ!“Living Together” ~STAY SAFE のためのストレス・マネジメント~

野坂 祐子 大学教員/臨床心理士

ぷれいすコラム「今こそ!Living Together」
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、日常生活に影響するようになって2ヵ月余り。いや、もう3ヵ月以上に及ぶという人もいるだろう。そう、感染症は「みんな」の危機でありながら、その困難さは「それぞれ」異なる。時間が経つにつれ、さまざまな格差が生まれ(あるいは元々あった不均衡が目立つようになり)、人々のニーズもバラバラになっていく。ウイルスの恐怖や不安より、社会への不信や不満がどんどん大きくなっているのが現状だ。 » 続きを読む

恐怖と不安の流行にどう対応するか

宮田 一雄 ジャーナリスト

ぷれいすコラム「恐怖と不安の流行にどう対応するか」新型コロナウイルス感染症COVID-2019の流行が世界に広がっている。日本でも首相が大規模イベントの自粛や全国の小中高校の一斉休校を要請し、「あくまでも要請です」と言われても、けっこうその呼びかけが効いている。個人的な感想を言えば、ウイルスそのものより、恐怖と不安による社会の動揺の方が影響は大きいようにも思う。

あくまで報道などによる情報だが、これまでの推計では新型コロナウイルスに感染した人の8割は軽症か無症状で、重症化するのは2割程度、しかも多くは回復し、亡くなる人の割合は低い。 » 続きを読む

新宿の街から見えてくる日本の姿~私たちの社会はダイバーシティに向かっているのか?

沢田 貴志 港町診療所/医師) 聞き手:生島 嗣(ぷれいす東京

生島:ぷれいす東京の事務所がある高田馬場の風景も、ここ数年でだいぶ変わってきました。日本人学校の生徒が増えている印象ですが、沢田さんはこれら学校の生徒たちとの関わりはありますか。

沢田:私も新宿周辺で長く暮らし、働く外国人の多さを実感しています。街を歩くと、若い人は外国人の方が多いことも。コンビニやお店では、外国人のスタッフ抜きではやっていけない状況になっていますよね。
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おかしいことに「おかしい」と声を上げる大切さ

山下 敏雅 永野・山下法律事務所/弁護士

ぷれいすコラム おかしいことに「おかしい」と声をあげる大切さ今年の活動報告会でのトークコーナー「声をあげる陽性者たち」では、裁判の当事者の3人の陽性者のお話がありました。日本人同性パートナーと20年以上暮らし、訴訟で在留特別許可を得た台湾籍のGさん。結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)の原告の一人の佐藤さん。そして、ラッシュ所持で起訴され、規制自体が不当と無罪を争うヒデさんです。 » 続きを読む

「声をあげる陽性者たち」の企画に寄せて

生島 嗣 特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表

今回、ぷれいす東京の活動報告会で、3人のHIV陽性者に裁判を通して、何を変えようとしているのかを語ってもらう。このような開かれた場でトークに参加することは、とてもハードルが高い。そして、そもそも裁判をおこすとなると、とても勇気がいることだ。また、刑事事件で起訴された場合、多くの人は、なるべく現実的な対応をして、早く裁判を終わらせたいと考えるのではないだろうか。 » 続きを読む

女性用のピルとPrEP

池上 千寿子 ぷれいす東京理事)(聞き手:生島 嗣

ぷれいす東京コラム「女性用ピルとPrEP」今年7月に開催されたakta活動報告会のシンポジウムで、池上理事が「ピルとPrEP」のことについて言った一言「気をつけよう、甘い言葉で売られるおクスリ」が、どういう意味だったのか真意を知りたい!とインタビューの企画が持ち上がり、今回のコラムになりました。
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インターネット相談の意義とは何か?

伊藤 次郎 NPO法人OVA代表理事/精神保健福祉士

1)見えない当事者に支援を届けるぷれいす東京コラム_伊藤次郎さん
NPO法人OVAでは若者の自殺対策としてインターネット相談を行っています。日本の15歳〜39歳までの死因の1位が自殺になっており国際比較しても非常に深刻な状況です。 » 続きを読む

未来へつなぐケアと予防 Living Together

生島 嗣 第31回日本エイズ学会学術集会・総会 会長/特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表

生島 嗣「未来へつなぐケアと予防 Living Together」というテーマには、大きな転換期を迎えつつある今だからこそ、あらためて考え、共有しておくべき核心が含まれているものと信じます。 » 続きを読む

新しいコンセプトに追いつこう!

宮田 一雄 ジャーナリスト/産経新聞特別記者(当時)

活動報告会ゲストスピーカーの宮田さん
最近は略語だらけで訳がわからないと感じている方も多いと思います。私もそうなのですが、新聞記者なら解説できるだろうという麗しい誤解があるのでしょうね。うかうかと誘いに乗ってしまいました。題して・・・。 » 続きを読む

社会的病としてのエイズとその対策~混沌から共存へ35年の歩み

池上 千寿子 特定非営利活動法人ぷれいす東京理事

池上千寿子1981年にエイズが初めて報告されてから35年になります。この間、医療はHIV/エイズに対してスピーディに対応してきました。しかし、HIVとともに生きることを社会はまだまだ受け入れられていません。そのしわよせがHIV陽性者にのしかかります。 » 続きを読む