Women's Salon

★ハピネス

参加者が2名と少なかったのですが、なごやかな雰囲気でお話ができてよかったです。医療の進歩はまだ劇的ではないようですが、根治治療薬ができるまでの、いろいろなアドバイスをいただけました。ちなみに根治治療は必ずできると信じております。

そうすれば誰も世をはばかることなく、自由な気持ちで生活するという、本来の人間生活が営めるものと思っております。薬の形態がかわったのは(医者から聞いておりましたが)よい一歩だと思います。

内容的には7~8年前とはあまり事情が変わっていないということも判明しました。パートナーに告知をするか、しないか、いつするか、セックスの際の注意事項もあまり進歩があるものではありませんでした。結局、画一的なスタンダードのようなものはなくて、個人個人の判断によるということもわかりました。

病院を交えてのパートナーとの相談は、他の人は抵抗ない方もおられるかもしれませんが、やはり、これはプライベートのことですし、医学的に必要な場合以外は積極的な介入をお願いすることは、私はないと思います。いつも思うのは、医療者やサポートの方々が同じ病気を煩っているという前提で助けてくれているのか、それともポジティブではないけれど想像力を豊かにして思いやりの心を持って対応しているのか、どちらなんだろうと不安になることです。たぶんサポートをしてくださる方々(医者/看護師/ボランティアの方など)はこの病気は持ってはいないが、何か助けたいという思いで活動をなされていると思いますが、この病気の人が一番聞きたく、参考にし、そして心許せる相手というのは、やはり同じ病気を持っており、かつその上でサポートをしている方達だと思います。病気は煩ってみなければわかりません。薬飲んだ後の不快感だって、たぶん飲んだことの無い人には想像は難しいと思います。

週の半ばだったので、出席が大変でした。あとスタッフの方にもちらりと始まる前に言ったのですが、行くことによるリスクが高くなっております。病気が発覚したばかりは定職もなく(つける状態ではなく)、ネストに行って皆さんと会えることだけが心の支えでした。それは本当に感謝しております。ありがとうございます。

今は定職についたので、ネストを訪れることはかなりはリスクを承知で行くことになりますので(どこでリークするかわからないからです)、おそらくそう頻繁には行くことはないと思いますが、行って皆さんに会えることは、ほっとすることでもありますので、それは忘れずに伝えておきたいと思います。

今回のセッション、本当にありがとうございました。<2008年2月 感想文>

次の感想文へ 前の感想文へ

プログラム参加の感想

プログラムページ へ