陰性パートナー・サポートミーティング

「荷物、半分持たせてね」CO

彼とは2014年11月に知り合い、12月から交際スタート。全てが楽しく、順調に進んでいたある日、「バレンタインデーのチョコを渡したいんだ…って。

 待ち合わせの場所の彼は、なんか不安そうな、いつもと違う緊張感。
ん…そして、「HIV」の告白。
自分でも意外な程冷静に、受け入れられた。
歳のせいなのかな…?
聞かされるより、話す方がどれだけ辛いか…勇気がいるか。

彼の心の重圧を思うだけでも涙が出そうになる。
僕たちは、もう付き合ってたから 別れる気持ちは無くて、素直な気持ちで
「荷物、半分持たせてね」と伝えた。
二人で泣いた。
半個室の居酒屋で良かった(笑)

 その後、彼から「ぷれいす」のこと、「ミーティング」のことを聞かされた。彼の荷物を持つなら、当然理解すべきと思い参加した。とはいえ、初参加はドキドキ。
 ベテランカップルさんばかりの中、パートナーとの出会い、告知、治療、今の状況が赤裸々と語られ、私は真剣に聴き入った。陽性のパートナーを持ちながらも当たり前の様に普通に生活している皆さんの力強さに安心した。
 普段、人に話せないことを、この場で話し、いろんな状況を知る事は、自分にとってとても有意義な時間だった。このミーティングを通して、一緒に闘っていける仲間ができたみたいで勇気が湧いた。彼に感謝。<2015年6月 感想文>

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