アクティビティー

「日本におけるPrEPの普及と課題 〜見守りネットワーク作りを目指して〜」報告

2019年12月11日PrEP報告会

2019年12月11日(水)に、厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業「HIV感染症の曝露前及び曝露後の予防投薬の提供体制に対する研究」(研究代表者:水島大輔/研究分担者:生島嗣)の一環として、PrEPについて関心がある人たち、MSM(ゲイ・バイセクシュアル男性)、医療提供者、行政機関、メディア関係者を対象にPrEPに関する報告会を開催しました。来場者、講師、スタッフあわせて99名の参加がありました。

水島大輔氏(国立研究開発法人国立国際医療研究センター)からSH外来の取り組みについて、谷口俊文氏(千葉大学医学部附属病院)からPrEPを導入した世界の都市(ロンドン、メルボルン、サンフランシスコ、台北、バンコク)の視察について、塩尻大輔氏(パーソナルヘルスクリニック)から東京都内の見守りクリニックの実践について、生島嗣(ぷれいす東京 代表)からMSMを対象にしたPrEPの調査についての報告がありました。また、岡慎一氏(国立研究開発法人国立国際医療研究センター ACCセンター長)から、総合コメントをいただきました。
質問タイムには、会場から多くの質問が寄せられ、関心の高さが伺われました。

ハフポスト日本版とGENXYに取材記事が掲載されたのでご覧ください。

 

開催概要

「日本におけるPrEPの普及と課題 〜見守りネットワーク作りを目指して〜」

PrEPについて関心がある人たち、MSM(ゲイ・バイセクシュアル男性)、医療提供者、行政機関、メディア関係者を対象にPrEPに関する報告会を開催します。日本国内でもPrEPを求める人たちが増えつつあります。そこで、現状と課題を踏まえて、より安全に予防の効果を高めるために何が必要なのかを考えます。

■日時
12月11日(水) 18:30~21:30

■会場
ビジョンセンター新宿 10F 1001(新宿区新宿5-17-11白鳳ビル)

■参加費
無料

■プログラム

  • SH外来の取り組みから
    研究代表者:水島 大輔(国立研究開発法人国立国際医療研究センター)
  • MSMを対象にしたPrEPの調査から
    研究分担者:生島 嗣(特定非営利活動法人ぷれいす東京 代表)
  • 海外の視察内容から
    研究分担者:谷口 俊文(千葉大学医学部附属病院)
  • 東京都内の見守りクリニックの実践から
    研究協力者:塩尻 大輔(東京の性病専門パーソナルヘルスクリニック)
  • 総合コメント
    岡 慎一(国立研究開発法人国立国際医療研究センター ACCセンター長)

■主催
特定非営利活動法人ぷれいす東京

※このイベントは、TOKYO AIDS WEEKS 2019参加イベントです。

※令和元年度厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業「HIV感染症の曝露前及び曝露後の予防投薬の提供体制に対する研究」(研究代表者:水島大輔/研究分担者:生島嗣)の一環で開催されます。

アクティビティー へ