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「check72」と「北陸3県・郵送HIV検査キットの配布プロジェクト」

check72

2021年2月に、厚生労働科学研究事業補助金エイズ対策政策研究事業「HIV検査体制の改善と効果的な受動推奨のための研究」(研究代表者:今村顕史/東京都立駒込病院)の委託で、「check72」というサイトを制作しました。ぷれいす東京が管理・運営も委託されています。

https://check72.jp/

パイロット研究として、webサイトを通して北陸地域を対象に郵送検査キットの配布を実施し、新たなHIV検査手法としての検証の実務を担当しました。
お知らせ「北陸3県・郵送HIV検査キットの配布プロジェクト」

実施に当たっては、HIV診療拠点病院、地元ゲイバー、NGO、webサイトなどとの協力関係を構築した。事前webアンケートの終了者は205人、業者による郵送検査キットの申込は20日余りで173件、検体返送数は132件、判定保留(HIV陽性の可能性がある)は0件でした。また、郵送検査実施後のアンケート調査も行っており、現在回収中です。今後は、今回の実証研究の分析・評価を行い、課題を検討し、各地域において、COVID-19流行下のような社会環境の変化にも対応できる効果的な検査モデルの構築を手伝っていく予定です。
(報告:生島 嗣)
 

現地で協力してくださった方より

「Withコロナではなくても」けそぺる

今回、郵送キットによる匿名検査を北陸の地で実施したいとのご連絡をいただき、微力ながらお手伝いさせていただきました。地方はもともと閉鎖的と言われていて、そのような環境で保健所へ検査に行くというのは、とても困難なことだと思います。今回、想定を超える応募が寄せられたことは、それだけ多くの方々にこうした取組みが求められていたということだと思います。できれば今後も継続的にこのような取り組みを続け、一人でも多くの地方在住者の助けになれればと思っています。

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