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2021年9月24日(金)「ボランティア・スタッフ オンライン交流会」報告

2021年9月24日(金)の19時30分から、ボランティア・スタッフ オンライン交流会を開催しました。部門も活動年月も様々な16人の参加があり、それぞれの自己紹介からスタートしました。最初のテーマは、「Gay Friends for AIDSのありかた」。LGBTQが浸透しつつある現在、”Gay Friends for AIDS”という名前のままでよいのか、Gフレの活動をどうしていくのがよいか、参加者からそれぞれの意見をお聞きして、結論としては、ピア活動の一つとして位置付け、Gフレ電話相談は継続。啓発活動については、LGBTQ+を視野に啓発を展開することになりました。2つ目のテーマは、「新型コロナ禍で感じること、今後のあり方について」。コロナ禍だから、オンラインで参加できている。リアルな交流が恋しいなど、様々な意見や感想がありました。

「コロナ禍でのつながり」中澤よう子 部門:ネスト・プログラム(神奈川県庁でHIVやコロナなど感染症対策をやっています。)

先日のボランティア交流会に、遅刻して参加しました。Web開催だったので、皆さんの表情や声を感じながらいろんな話ができて、心がホッとしました。私達がコロナ禍でできなくなってしまった事は多く、生活自体が一変した方も多いと思います。一方でWebの環境が整ったり、やらなくてもいい事をすっぱりやめられたり、我慢する中でいろいろと整理できることもあるようです。今後、当分、withコロナの生活は続くでしょう。こんな生活は私達には未体験ゾーンで、社会への影響が同じようなスペイン風邪はもう百年も前の話です。だからこそ、少しでも楽に生きる方法や、辛くない毎日を送る方法を模索していくことが大切だと思います。たとえば交流会のように話をしたり聞いたりすると、離れていても一人じゃないんだ、とつながりを感じることができるかもしれません。こんな時代でWebが当たり前になったからこそ、私もいろいろ参加できる機会も増えました。失われたことだけでなく、得られるものを皆で試行錯誤しながら育てて、コロナが終息する頃には「大変だったけど、いいこともあったね」といえる社会にしていきたいものです。

「時が止まってる?」K 部門:ネスト・プログラム(PGMピアファシリテーター/男/ゲイ/50代)

コロナ禍になって1年半、皆さんの話を聞いて創意工夫を重ねたり、限られた人やリソースの中で、何とか活動をしてきていたんだなぁという事を改めて再認識をしました。
活動前後に事務所へ行って、会った方々とのちょっとした会話や気づきなどの部分での温かみみたいなものが少なくなって寂しいというのが私の最初の感想でした。
同じようなことを感じている方もいらっしゃって自分だけではないんだなぁと少しほっとした部分も。
活動をしていての楽しさ、達成感、喜び、気づきなど、オンラインで足りるものと、人の空気感が必要なものとあるのかなと再認識したところです。
このような環境になる直前にボランティアを開始された方もいらっしゃったりして、そういうぷれいすの温かい雰囲気を早く感じてほしいなとも思いました。
これからもコロナとは共存とは言えど、制約も少しずつは解除されるような雰囲気になってきました。
止まっていた時間をスキップして新たな出会いや、イベント等で皆さんと出会えるまでもう少し!感染対策をしながらその日を待ちわびています!!

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