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Rainbow Health Talk 報告

rainbow health talk 2017
2017年5月5日(金・祝)に、Gフレ主催のイベント「Rainbow Health Talk HIVの最新事情~よくある誤解、よくある偏見~」を大久保地域センターで開催しました。

ここ数年ゴールデンウィークは「Rainbow Week」として様々なイベントが行われてきましたが、今年は東京レインボープライドパレード&フェスタの前日というタイミング。集客にどう影響するのか若干の不安はありましたが、出演者とスタッフを加えて40人ほどのかたにご参加いただきました。

今回参加されたかたは、それなりにHIVについての知識をお持ちの方もいれば、こうしたイベントやレクチャー自体が初めての方もいるという状況でしたが、ゲストにお迎えした聖路加国際病院の森先生のレクチャーと質疑では最低限おさえておきたい基礎知識からPrEPなど新しい医療情報まで取り上げていただきました。もう一人のゲストのよしゑさんには、出会いや日常生活など、リアルで等身大なHIV事情をお話しいただきました。

参加者が4つのテーブルに分かれてお互いの疑問などをシェアした後には全体を踏まえての質疑応答。飛び入りで駒込病院の矢島先生にも加わっていただき、専門的な質問から性教育など隣接分野の質問まで、たくさんの質問にお答えいただきました。ゲストの皆さんのトークで終始なごやかながらも、しっかり学びのあるイベントになったと思います。

今回、イベントタイトルに「誤解」「偏見」というワードを入れましたが、来場されたかたからも、
「知っているつもりだったがまだ誤解があったと気づいた」
「LGBTの内側にあるHIVの偏見解消のためにこうしたイベントを続けてほしい」
といったご意見もいただきました。Gフレの次のイベントにつなげていければと思います。

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