スタッフ日記

5月29日の活動報告会トークゲストは必見!

今年の活動報告会のトークコーナーのゲストには、ホームレス支援団体「もやい」のうてつあきこさんをお招きします。もやいは、生活困窮者の支援をする有名なNPOです。ぷれいす東京に相談にくる人のなかにも、家を借りる時の保証人がいない方など、お世話になった方がいました。

先日、うてつさんと打ち合わせを行いました。ホームレス支援をする保健師で訪問看護をする人というキーワードから肝っ玉母さん的な力強さをイメージしていましたが、お会いしてみると、ぜんぜん違っていました。いい意味で裏切られた感じです。とても率直に気持ちを表現される方でした。

うてつさんは、もやいのサービス利用者のなかの有志とカフェを立ち上げます。その結果、孤立しがちな貧困とともにある人々が、カフェに立ち寄ることで、誰かとのゆるりとしたコミュニケーションを手にいれることができる場をつくります。さらに、有志をつのり、東チモールのコーヒー生産者から、フェアトレードで輸入したコーヒ豆を自分達で焙煎し、そして販売するというプロジェクトを立ち上げます。

何かを新しく立ち上げるって大変なことです。そんななかで、スタッフとして、女性として、医療者として、感じていたことを、戸惑いなどをお聞きする予定です。みなさま、お楽しみに!

5月29日 ぷれいす東京活動報告会
ゲスト:うてつあきこ(特定非営利活動法人もやい)
http://www.moyai.net/

うてつあきこ プロフィール
2003年8月より、もやいのボランティアスタッフとして活動に参加。2004年6月、「サロン・ド・カフェこもれび」を当事者と共に立ち上げる。2005年12月より、こもれびコーヒー焙煎プロジェクトを立ち上げ、2007年1月「こもれびコーヒー」販売開始。現在も、<もやい>のスタッフとして、交流サロンとコーヒー焙煎のコーディネーターを務めている。保健師。1995年より訪問看護に従事。著書:『つながりゆるりと小さな居場所「サロン・ド・カフェ こもれび」の挑戦』著者:うてつあきこ、自然食通信社(2009年)

生島

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