スタッフ日記

都民から見たHIV

東京都が実施したHIVに関してのモニターアンケートの結果が出た。HIV/エイズへの無関心は、相変わらずと感じる。「自分には関係ない」と思われることが、当事者にとって一番辛いことなのである。

Living TogetherはHIV陽性者が隣にいるかもしれない、この社会の中で一緒に行きているんだよというメッセージを伝えている。しかしながら多くの人たちは「検査を受ける必要がない」と思っていたり、「職場には伝えない」と思っている。これではHIV陽性者が周囲に通知することを躊躇してしまうだろう。「もし感染したら、周囲に伝える」と言える社会になれば、誰も(HIV陽性者だけではなく)が生きやすい社会になるのではないだろうか。

まだまだ遠い未来の話かもしれない。でも少しずつ理解をしたり、受け入れてくれたりする人たちも増えている。HIV陽性者もサラッと自分のことを伝えている人も多くなった気がする。もう一度HIVのこと考えて欲しい。

東京都のアンケートの詳細

さとう

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