スタッフ日記

今年もよろしくお願いします。

みなさま、今年もよろしく御願いします。

ぷれいす東京は誰もが「自分らしく生きられるコミュニティづくり」の実現をめざして活動している団体です。

HIV感染の不安」がある人も、「HIV 感染がわかった」という人でも、「大切な人が陽性である」である時にも、

誰もがそのことで自分の人生を制限することなく、自分らしく生きられる地域社会づくり、それが私たちの活動のゴールです。

ぷれいす東京の活動には3つの柱があります。

活動1)HIV陽性者とその周囲の人たちへの支援

電話や対面による相談サービスを提供をしています。また、当事者が安全に同じ立場の人たちと交流できるように、さまざまなグループ・プログラムを運営しています。

活動2)予防に関する活動

活動3)社会調査や外部への講師派遣、研修提供

市民が、HIVを身近に感じた際の相談が寄せられています。性行為ごとの感染の可能性に関する相談、HIV検査をうけるかどうか等の相談が寄せられます。特にHIVについて知ってもらいたいと思う人たち、男性とセックスをする男性、女性などを対象に、ピアな視点からの情報発信を行なっています。

それに加えて、いくつかのwebサイトの運営、冊子制作やニュースレター発行、社会調査の実施などにより、HIVに対する市民への情報発信を行っています。

また、、HIV感染後の生活イメージをHIV陽性者やパートナー、家族による体験談に触れていただくことを通して、多くの市民が持つネガティブなイメージを最新のものにアップデート(更新)できたらと願っています。

この団体のなかで実現できていること

こうした私たちの趣旨に賛同して、ぷれいす東京には、現在、約200人のボランティアが活動に参加しています。もちろん、そのなかには、HIV陽性者、パートナー、家族も含まれています。秋のボランティアの方むけの研修会などの際に特に実感をしますが、環境が整えば、カミングアウトは自然に行なわれるものだということを実感しています。また、それがとても心地が良いという事も、私たちは同時に感じています。

この一年で、この小さな団体のなかで起きていることがさらに、地域社会等、さまざまな方向に広がることを期待しつつ、

今年もよろしくお願いします。

特定非営利活動法人 ぷれいす東京代表  生島嗣

生島

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