きのこ
介護職をしている友人が勤める高齢者福祉施設のお祭りに行ってきました。音楽やダンスの出し物、フード&ドリンクやネイルなどのサービスに、医療相談会など盛り沢山でした。
外に開かれたイベントを開催することで、地域の人々の高齢者福祉に関する意識や理解が進むという流れも生み出せるのかもしれません。また、カミングアウトしているゲイの職員が何人もいて、法人内で当事者サークルもあるそうで、そこからもオープンな雰囲気が伝わってきました。
* * *
この1ヵ月ほど、重度の障害者支援施設に勉強に行っていました。車いすの移乗や、食事・トイレ介助が少しだけできるようになって帰ってきました。
でも、学んだことはそれ以上。
制度上の障害や難病とともに生きている人は数多くいます。そして、制度の枠組みでは保障されない疾病や障害とともに生きている人も数多くいます。
わたしの学生時代の英語の先生がその昔、アメリカから初めて来日した時、街中で車いす利用者をほとんど見かけないことに驚いたといいます。その後、アメリカへ行ったわたしは、確かに日本では見たことがないくらい多くの車いす利用者をあちこちで目にすることに驚きました。
普段は“目に見えない障害”について見て活動する日々ですが、“目に見える障害”についても果たして可視化が進んでいるのか、考えなければいけません。
p.s
ぷれいす東京の介護職ミーティング、鋭意開催中です。