教職員のための指導の手引~UPDATE!エイズ・性感染症
学校のエイズ教育ってメディアの報道と同じでいまや風前の灯? そう思っていたのですが、なんと17年ぶりに文部科学省がエイズ教育参考資料を改訂する予算をつけた、というのです。
「17年ぶり」、というのもなにやらすごいですが、つい最近の内閣府調査でもエイズに対する一般の意識は「怖い不治の病」からほとんど変わっていないことがわかったばかり。
学校の先生にはしっかり最新情報を届けたいし、医療は進んでも社会的環境はどうなの、という意識ももってほしいですよね。
縁あって昨年の秋にこの改訂委員会のメンバーになり、委員会を重ね日本学校保健会(公益財団法人)から今年の3月30日に刊行されました。
本文、Q&A、参考資料あわせて48ページの小冊子ではありますが、安産というより難産だったよなあ。けれどそれも、淡いレインボーの表紙が癒してくれています。
この冊子、教育委員会を通して全国の教育現場に届けられるそうですが、文科省の補助事業としてウェブに公開されました。
下記サイトからダウンロードできるので見てみてね。
「教職員のための指導の手引~UPDATE!エイズ・性感染症~」
https://www.gakkohoken.jp/books/archives/206
※電子ブックのページからPDFがダウンロードできます
池上千寿子