陽性者と家族の日記

心の時計

2019年になって初めての投稿だ。。。と思いつつ 気がつけば「平成31年」も 残りはあとほんのわずか。

新元号が「令和」と発表され、季節も人々の気持ちも 新しい流れに向けて確実に動き出しているのだな、ということを ひしひしと実感します。

昭和、平成、令和。。。

まさか自分が 3つの時代を生きる立場になるなんて思いもしませんでした。

心のどこかで「オレ、年とったなー」と複雑な気持ちがありますね(^^;

 

時間って 不思議。。。最近、つくづくそう思います。

地球の表面(地上)に置かれた時計と スペースシャトルに搭載された宇宙空間の時計を比較すると スペースシャトルの方が光速により近いスピードで運動しており 重力も弱い。。。

なので、シャトルの方が地上より時間の進み方が遅くなる=時間は相対的である、ということが 科学的に立証されています(アインシュタインの相対性理論 ですね)。

 

それと別に。。。

何かひとつのものごとに集中している時や楽しい時って 苦しさや辛さを感じていたり、退屈だと思っている時に比べて ”あっという間に過ぎてしまう”感じがしませんか?

 

専門家によると、人間の脳の働きによって、体感的な時間の長さと実際の時間の長さにズレが生じる”、もうひとつの”相対性理論”が生まれているのだとか。

 

人間は。。。時間の経過に意識を強く向けている時や 身体的代謝(たとえば激しい運動をしているなど)時は 実際の時間よりも長く感じる、という現象なのだそうです。

実時間 に対して「心的時間」ということになるのかな。

時計という科学的なものさしがあるはずなのに。。。時って、すごくあいまいな存在なんです。

 

わが身をふりかえってみても。。。

最愛の人を亡くし。。。時計の針によればまだ半年未満ですが。。。

僕の心の中ではもう5年以上経ってしまったような気もするし、あれからまだ数日しか過ぎていないように感じることもあって。。。

 

楽しい時はいつだって短く感じられる。。。のなら。。。

その短く楽しい時間を積み重ねようと意識を集中すれば 楽しい時間を少しでも長く感じられるようにできるんじゃないかな。

結局は。。。錯覚なんだけど。。。まあ、それでいいんでしょうね。

時間そのものからして 絶対的な答えのない”あいまい”な存在なんですから。

 

東京では桜の見ごろが終わりかけていますが、みなさんはお花見に行かれましたか?

僕は 友人たちと騒ぎながらの宴会と 大切な人の姿を思いながら ひとり ゆったりと春を感じる時間の両方を。。。それぞれの時間の感覚で楽しむことができました。

いつもの動物園にも足を運び コアラやホワイトタイガー、ふくろうたちにも再会。

ライオンバスが復活する5月末にまた訪れるつもりですが。。。そのころには「令和元年の初夏」として さわやかな時間が流れているんだろうな。

 

2019

2010

あ、今さらですが 本年もよろしくお願いします (^^)

なぎさのペンギン

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