陽性者と家族の日記

ワクチン接種!

2月中旬、テキスト・メッセージでNHS(イギリスの公立病院)から
ワクチン接種のお知らせが携帯に届きました。
「詐欺じゃないよね?本当だよね?」と思いながら専用サイトから接種日時を予約して、
数日後にワクチン(アストラゼネカ・オックスフォード大学のもの)を接種できました。
イギリス国内では、ファイザーのワクチンを接種した人もいるようです。

筋肉注射ですが、痛みはほとんど感じませんでした。
接種後は特に副作用を感じることはありませんでした。
筋肉注射の痛みは数日間残りました。

私は外国人ですが、イギリスの国民健康保険制度に登録しています。
この制度は長期滞在の外国人でも無料で利用可能で、HIVも無料で治療が可能です。
イギリスの接種にスピードが速いのは、この国民健康保険制度で、
接種対象の年齢や基礎疾患の有無などを把握しているのも一因にあると思います。

2月中旬だとまだ高齢者の接種の段階だったのですが、
状況(同年代の陽性者の友人も同時期に接種)から推察するに、
陽性者であるということで、早い時期に接種できたのだと思います。

接種に関して事前説明とかはまったくなく、注射を打つときに、
早口でアレルギーなどを質問されたのみ。
接種前後に注意することや、副作用については紙を渡されただけでした。

日本とは病院の制度や文化が違うので、比較するのは難しいですが、
ワクチン接種はスピードと数を重視、という印象でした。

2回目の接種を数週間後にまだ控えているのですが、
1回目の接種でだいぶ気持ちが軽くなりました。
また2回目の接種の様子をこちらに報告したいと思います。

ひろき

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