陽性者と家族の日記

「3月9日」



4か月ぶりに書く日記…
今年 初めてだったか…
遅ればせながら、
今年もよろしくお願いします(^^;

「大学生活の半分はリモートで、
友だち、ほとんど作れてないです 残念」

知り合いの学生が、ふとつぶやいた言葉。
宙ぶらりんな気持ちのままで、
卒業していった人たちも、たくさんいるんだ。

自分の気がつかないところでも
世の中はどんどん移ろっていく。

そのことを改めて 思い知らされます。

早春の 陽ざしがたっぷりの
温もりに包まれた、久しぶりの休日。
ラグビー場のある大きなスポーツ公園へ。

今日は「3月9日」。

レミオロメンが歌う…
2004年の同名の曲が大好きでした。

気づけば、彼らが活動を休止して10年。
TVドラマ「1リットルの涙」で挿入曲として
使われたヒット曲「粉雪」と共に、
ドラマのモティーフとなる出会いや別れを
うたい上げた名曲です。
2010年代以降の中高生にとっては、いわゆる
“卒業ソング”として誰もが知っている定番曲
となっています。

今日 2022年3月9日のスポーツ公園は、
ヴォーカルの藤巻亮太さんが描いた
歌詞の世界にそっくり。
穏やかで、すばらしい一日でした。

つい先日、他界したある方…
15年くらい前の自分に大きな影響を
与えてくれた恩人。

あれこれ思い出しながら、
見上げた青い空は澄んでいて、
浮かんだ真っ白なすじ雲は 
はるか彼方にありました。

たぶんね、

世の中にある、多くのものごとやできごとは、
“さあ、これで終わり!”
と、大きなサイレンが鳴って終了、ではなく

徐々に徐々に、消えるように
気がついたら、人知れず
もうひとつの 別の世界と溶け合って
ひっそりと見分けがつかなくなる…

そんな性質のものなんだろうな。
あの雲といっしょや、ね。

それでも

どれくらい時間がかかるのだろう、
いまはまだ分からない、でも
パンデミックや
遠く離れた国で起きている 悲しい
できごとで傷ついている人たちの
体や、心が

少しでも早く、いえてくれる日が
来ることを願います。

2004 まだ無名の堀北真希がヒロイン↓

18年後
2022のリトグリ版は、乃木坂46の遠藤さくらさん↓

なぎさのペンギン

陽性者と家族の日記 へ