陽性者と家族の日記

猫の家族が増えました

この頃、始めたウオーキングでよく行く公園に、猫の餌やりさんが見えました。そこに来てる猫たちの中に、小さな顔、ガリガリの体、お腹すかしてビャービャーと鳴く子がいました。

捨て猫だと、餌やりさんがいって見えました。私は、この子のことが気になりました。先住猫の保護主さんに相談したのが引き金になり、保護する事にしたのです。遅い時間に餌やりさんがキャリーケースに入れて、届けてくれました。

翌る日、病院へ行き感染症の検査をしました。先生からエイズキャリアだと聞かされたときは、涙が止まりませんでした。猫は薬がなく、最大の予防法は感染させない事だとか。数十年前の人と一緒ですね。私は薬のおかげで告知後30年を過ぎました。

この子が私のところに来たのは運命のような気がします。発症しないで天寿を全うさせようと決心しました。

我が家に来て、1ヶ月が経ちました。ドカ食いも収まり、可愛い甘えん坊になりました。夜鳴きは、大分良くなりましたよ。

毎日、母さんが守ってあげるからねと話しかけるのが、私の仕事です。

朱美

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