陽性者と家族の日記

Keep on Keeping on

投薬開始からもうすぐ一年になろうとしている。
あっという間だったような、長かったような。
何かを始めるということは、
それなりに労力を必要とするし
また、続けてきた事を止めるのにも
同じように労力を必要とするものだと実感している。

「教育者が命を粗末にする人間で、どうやって・・・・」と
蔵人さんの感想はもっともだと思った。
自分もこのニュースを知って、心が乱された1人。
個人的には遺憾というか、後味の悪い思いがした。
決して失われた命が戻ってくる訳ではないのに。
でも、その道を選ぶほどに追い込まれてしまったのだろうか。

教育現場には当事者にしか分からない事情があるのか、
やっぱり自分には想像できない。
校長が命を絶つことに至った真相は分かる術はないけど
きっと、それ相応の覚悟の末のことなのであろう。

生き続けるのと命を絶つのとどちらが大変なことなのか、
死生観は、自分自身の考えも、その時々によって
変わっていくので難しいことだと思う。
いつまで経っても模範解答は体得できないような気がする。

ガジ

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