陽性者と家族の日記

後輩

さて、自分の職場(チーム、と呼んだりしている)にようやく新人がやってきた。
本格的な新人の投入はなんと自分以来となるので9年ぶりとなる。
年は干支にすると丁度一回り下になる。
うーん。やっぱり見た目若いです。
第一印象は「老けた高校生?」って雰囲気で生意気な感じがない。
かわいいなぁ。。。って、邪な事は考えてなくてよ。念のため。

さて、当然自分が教育係(お局じゃないわよ)となる訳だがこれが結構気を使う。
全く放置するのも当然NGだし、余りにも手取り足取り教えてしまうと本人が考える作業をしなくなり仕事の質が低下する。
新鮮な頭でモノを考えるのはとても大事なこと。

そして
「蔵人さん、これを確かめるのは何を見ればいいんですか?」
「○○って、どういう書類ですか?」
なんて、自分ではもう当たり前のように認識している書類や手続が彼にとっては本当に初めて触れる事だと分かった時、変な話だが自分もびっくりしてしまう。

十年近くの間に、自分も随分慣れっこになって、妙な垢が付いてしまったんだなぁ。
新しい人が加わるというのはとても大事なことだね。

蔵人

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