陽性者と家族の日記

スノー ブラインド

ふとしたきっかけで、嫁さんに対して
自分がポジであることによって、
しなくてもよかったであろう苦労を
させているんだなぁと、再認識させられ、
その負い目に押しつぶされそうになることがある。

自分は、ポジとネガとが一緒に暮らしている限り、
解消されることのない問題ものだと思っている。
心の中での折り合いがつかなくて
「ホントは彼女は無理して自分と共に
暮らしてくれてるのかな?」とか、
ネガティブな思考に支配されがちな今日この頃。

そんな気持ちを引きずった、ある日の夜
会社帰りで最寄り駅に着いた時に
たまたま振る雪の中に傘も差さずに小一時間程
ぼんやり佇み、相手を信じきれない「キレイじゃない」
気持ちを雪が覆い隠してくれないかなと、おセンチ君に。

ネガのパートナーと暮らしている人は
こういう気持ちをどう昇華してるのだろうか?と
ふと考えてしまう。

ガジ

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