陽性者と家族の日記

歌舞伎

 今月は2回、歌舞伎を観る機会があった。

 ひとつめは大学時代に一度行って以来、初めて足を運んだ歌舞伎座
シェイクスピア原作の『十二夜』は、本当に行って良かった…というか、
生きてて良かったあ~と思うほど、面白かった。

 そして昨日は、女形の役者さんの襲名披露の地方巡業公演。
歌と踊りばかりのときは、正直、寝そうになってしまったけど、
現代のお笑い芸人も真っ青のすごい濃いキャラクターが出てきたり、
役者さんが客席に下りて歩きながら演技をしたり、
サービス満点で、とても満足な3時間だった。

 歌舞伎って難しいと思いがちだけど、それは大きな間違い!
現代演劇にくらべたらすごくわかりやすいし、
とにかく客が楽しいならなんでもありという感じで、
「到底それはありえやんやろ?!」という展開があったりする。

 それに、普通の劇場なら座席での飲食は禁止だけど、
歌舞伎座の場合、幕間に席でごはんを食べたりもできるし、
なんだか、ユル~い雰囲気が独特でいい感じ。

 楽しむって理屈じゃなくてこういうことなんだと、
意外にもミュージカルとかではなく、歌舞伎を観て感じた。
これからも楽しんで観ようっと。

 

 

 

つばさ

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