陽性者と家族の日記

映画「ホテル・ルワンダ」

久々の書き込みです。

先日、「ホテル・ルワンダ」の映画を見た。
10年余り前にアフリカのルワンダで100万人と言われる虐殺があった。
ホテルの支配人が1200人をホテルにかくまうという実話である。
以前NHKがルワンダを1時間のドキュメント番組にしたものの方が面白かったが、
どちらにしても、実話である。
50年余り生きてきた私としては、10年前なんて、ついこの前のことだ。

「この虐殺をテレビで見たら、必ず、助けが来る」
という、主人公にたいして、カメラマンが言う。
「おおかたの人々が、『まぁ、なんてひどいこと!』と言いながら、食事を続けるだろう。」

100日で殺された100万人の命と、
その事件の前から、感染を知りながら生き続けている私の命と、
それでも、人は必ず死ぬ。
命の意味、生きる意味って、なんだろう?

何かに出会うたびに、問い返してみる。
ウイルスと共に生きるのも悪くない。

たんぽぽ

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