陽性者と家族の日記

アンパンマン→ドラえもん

 姪っ子のピアノの発表会を見に行った。
 発表会といってもすごいホールでやるものではなく、
地元の小さな文化会館でこじんまりやるものである。

 姪は早々に出番が終わり、5歳の甥っ子が退屈そうなので、
とくにピアノに造詣の深くない私は、
彼と一緒に会場を抜け出し、併設されている図書館へ。

 少し前は「アンパンマン」一筋だった彼も、
今は「ドラえもん」へと興味が移行しつつあり、
ドラえもん特集雑誌を持ってきて、私に説明してくれた。

甥「つばさちゃんはドラえもんの道具で何が欲しい?」
私「やっぱりどこでもドア。他は何もいらんわ」
甥「なんで?」
私「だって、どっか行くとき、すぐ行けるやん」(現実的)
甥「ふーん、遠いとやっぱりお金かかるもんなあ」(さらに現実的)
私「じゃあ、○○くん(甥の名前)は?」
甥「四次元ポケット」(えっ、そんな答えもアリ?!)
私「でも、そしたら、ドラえもんのがなくなるやん」
甥「ええの、ええの。スペアがあるから」(知らなかった~!)

 こんな会話を延々繰り返しながら、飽きたらコンビニで、
例のごとく、ドラえもんのおもちゃ付お菓子を買ったりして、
2時間あまりの時間があっという間に過ぎた。

 そういえば、一緒に見た雑誌のなかで、
アンパンマンとドラえもんが出ているマンガがあった。
まさに夢の競演!「こんな映画あったらええよなあ~」と、
2人でしきりに話した。実現したら、絶対、見に行くのにね。

つばさ

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