陽性者と家族の日記

親不知

会社の同僚が、痛む歯を放っておいて結局、
歯茎を切ったりする羽目になったという話を聞き、
去年末あたりから歯が時々痛む私もいやいやながら歯科へ。
近くではHIV陽性であることを伝えて診てもらうことができないので、
HIVで受診しているいつもの病院へ行った。

で、2回目の受診となった金曜日。
レントゲンの結果から親不知の隣の歯が虫歯であることが判明。
「削ってもまた虫歯になる可能性も高いから、
親不知は抜いたほうが良いですね。今日やりますか?」
怖いけど、また覚悟を決めてくるのも怖いと思い、
思い切って抜いてもらった。

麻酔は少しチクリとするし、抜くときの圧迫感が怖かったけど、
あれっ?!全然痛くない! 一気に恐怖心がなくなった私。
もともと、親不知の生え方が斜めで抜いたほうがいいといわれていたので、
「いっそのこと、もう反対側も抜いてもらえませんか?」
とお願いして、一気に2本とも抜いてもらった。

確かに、抜いてもらうときはほとんど痛みはなかった。
けれど、麻酔が切れてからの痛みを想定していなかった私。
何もできないくらい痛みが激しいことはないのだけど、
ものを食べることがとってもつらい状態で、
この週末で食べられたのはおかゆ、すうどん、ヨーグルト。
病院の帰りに買ってきたおいしいくるみパンも泣く泣くあきらめた。

ダイエットにはいいかもしれないけど、早く思う存分食べた~い!

つばさ

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