平年並み?の寒い春
それにしても この一週間くらいの寒さ !
ここまで低温が続くと 桜が早めに開花したというニュースが
かえってうらめしくさえ思えてしまいます。
今年の「花冷え」現象は 北極付近に張り出していた高気圧が
その周囲を取り巻いていた複数の冷たい低気圧の群れを分断して進んだため、
切り離された低気圧が南に押し出され、日本付近を覆っていることにより
発生しているものだそうです。
どうりで、寒くてぐずついた天気が続いているわけだ~。
そういえば、去年のお花見シーズンも 寒い日が続いたような…。
つい、天気予報はどうなってるの?と言いたくなりますよね。
でも、気象学的に見ると、この時期に寒の戻りがあるのは
それほど珍しい現象ではないのだそうです。
僕は気象オタクなので(笑)最近の天気予報を見ていて不満なのは
「平年並み」の意味をきちんと解説してくれている予報が少ないこと。
「平年並み」というのは、「例年のこの時季であれば…」ということを
意味するものではないんですよね。
過去数十年間の平均気温をもとに導いた偏差値をベースに、それよりも
高いか低いかを述べているだけ。
「天気や天候というのはゆらぎのあるのが普通で、逆説的に言えば
「平年並み」の気候などということのほうがむしろ珍しい」
というのは 有名な あるお天気キャスターの言葉。
「平年並み」だけをものさしにして、その気象が正常か異常かを一概に
比較することはできないそうです。
うん、確かに。
人間の感覚って 自分の過去の記憶やそのときの体感に
左右されがちだしなあ…
な~んて 小難しい話をしましたけど 早い話…
やっぱり、お花見はあったかい方がいいです(笑)
天気は、人間のメンタルな面を大きく左右する重要な要素のひとつだからね。
はやく薄手のシャツで動き回れる季節になりますように !