陽性者と家族の日記

Excel「に」学ぶ

今さら…なのですが…
必要に迫られ Excelのワークシート計算を イチから勉強しています。 

Excelは パソコンで使用されている表計算ソフトですが
自分はこれまで グラフや図表を作るための道具としか使ってきませんでした。
表組の中に数字を入れてクリックやドラッグをするだけで
すごく時間がかかりそうな複雑な計算を 一瞬にしてぜんぶ処理してくれる !
数学が大の苦手な自分にとっては 魔法の箱としか思えません。
特に「関数」は素晴らしい。
現在のExcelには 300種類以上の関数機能が備わっているそうです。

ただし、使いこなすには一定の条件が必要。
何を計算の対象にして、どの数値と どの数値を組み合わせるか
計算の目的に合ったものを自分で指定しないかぎり 正しい答えが出てこない。

出てこない どころの話ではなく まったく間違った計算結果が導き出され
画面に表示されてしまうこともあり得る。
たぶん 操作した方は 機械が自動計算してくれた結果だから、と
何の疑いも抱かないでしょう。
間違いに気づく人がいなければ 真実は誰にもわからない。

逆に、関数の使い方の視点を変えてみると 本来の目的とは
まったく異なる使い方もできます。
アレンジしだいでは、他の方法より段違いに早くて 正確な結果を
導き出すこともできる いろんな可能性に満ちた機能なわけで。

どんなに便利なものが開発されても それを使いこなすのは人間。
ある目的があって 何と何を使って ナニに対して「それ」を行うべきか
そこを読み間違えると 天と地ほどの差が生まれてしまう。

人間が作ったものって どんなに優秀なものに思えても
ヒトが作ったという「いたらなさ」からは抜け出せないものなんでしょうか。

そのあたりにぬくもりを感じ 逆に安心もしているのですが。

Excel「を」学ぶ のではなく Excel「に」学ぶ人生 
といったところかな。

なぎさのペンギン

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