陽性者と家族の日記

イギリスでの治療について

イギリスでは、基本的に医療費は無料!です。Natinal Health Service(NHS)という、国営医療サービスがあり、外国人でも6カ月以上合法的に滞在する場合は、加入する権利があります。最近では、処方箋にたいして、7ポンド程度徴収するようになったらしいですが、HIVに関しては処方箋も無料。NHSに加入するには、まずGPという、かかりつけの町医者のようなお医者さんに登録します。登録フォームを送れば1か月ほどで、保険証が送られてきますが、手元に保険証がない場合でも、治療を受けることは可能らしいです。基本的に、病気の治療はGPを通して、専門医を紹介されるシステムになっていますが、STDに関しては独立したGUMという機関が治療にあたります。HIVを含むSTDにかかってしまった場合は、最寄りのGUMで治療を受けることになります。日本から渡英される方は、最低2か月ぐらいの処方箋と、治療の経過、服薬を英訳したものを日本から持っていくことをお勧めします。イギリスには日本以上にHIV患者が多いので、医療機関の方々も、この病気に関して慣れている方が多いというのが印象です。

ひろき

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