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1)即日HIV検査(迅速検査)
検査を受けて30分~1時間後に結果が分かる検査です。HIVの抗原と抗体、または抗体のみを調べるスクリーニング検査です。この検査で陽性(または判定保留/要確認検査などと表現される場合もあります)となった場合は、確認検査を行って本当にHIVに感染しているのかを調べる必要があります。一般的に1~2週間で確認検査の結果が出ますので、その結果を聞きに行く必要があります。
不安な行為から充分に時間がたっていない場合、HIVに感染していても検査結果が陰性となる時期があります。この期間をウィンドウ・ピリオドと呼びます。なお、東京都では不安な行為から90日以上たってから実施した即日検査の結果が陰性なら、その時の行為でHIVに感染していないと判断します。
2)通常HIV検査
検査を受けて約1週間後に検査結果が知らされる検査です。まずHIVの抗原と抗体を調べるスクリーニング検査を実施して、スクリーニング検査が陽性の場合は確認検査も行って確定した結果が告げられます。
不安な行為から充分に時間がたっていない場合、HIVに感染していても検査結果が陰性となる時期があります。この期間をウィンドウ・ピリオドと呼びます。東京都では不安な行為から60日以上たってから実施した通常検査の結果が陰性なら、その時の行為でHIVに感染していないと判断します。