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HIVに感染した人全員に、必ず症状が出るわけではありません。その人の免疫の状態や体内のHIVの量によって、症状が出る/出ない、症状の内容など個人差があります。一般的には、インフルエンザに似た症状(高熱、熱とともにリンパ腺の腫れ、喉の痛みなど・・・)が出る場合があると言われています。これを「初期(急性期)症状」と呼びます。感染の機会から約2~4週間後に症状が出て、基本的に1~2週間で(免疫が働き体内のHIVの量が減ってくると)自然と症状は消えてしまいます。HIVに感染したとしても、症状がほとんど出ない場合もあれば、単なる風邪と思いそのまま過ごしてしまう方もいます。