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口の中で射精がある/ないで、分けて考えましょう。
①口の中で射精がある(粘膜と精液との接触がある)
HIV陽性者(まだ治療をしていない方)の場合、精液にHIVが存在する可能性があります。そのため口の中で射精されると、感染の可能性が出てきます。ただしコンドームを使わない(膣や肛門への)挿入行為よりも、感染確率は低いと言われています。
②口の中で射精がない(粘膜と先走りとの接触がある)
射精前のいわゆる先走りにもHIVが含まれる精液が混じる可能性がありますので、感染の可能性がゼロではありません。ただ先走りに含まれるHIVの量は、精液中に含まれるHIVの量よりも少ないため、口の中で射精がある場合よりも感染確率が低くなると言われています。