専門家と話そう

「相談のタイミング」匿名(服薬歴7年/初参加 /男/ゲイ/30代)

 普段の生活の中で、弁護士の先生とお話しする機会なんてめったにないので、どんなものかと思い参加してみました。何となく興味があって、と言う訳ではなく、誰にも言っていない(正確には「言えない」)お悩みがあるからです。

お悩みと言うのは、薬物に手を染めて現在服役中の元同居人の事です。元同居人の行く末を案じているのではなく、自分が身元引受人になっていることです。誰かに相談出来る状況では無かったし、自分が法の裁きを受ける訳でもないし、自分で何とか出来ることは自分で解決して行こうと思っていました。いざ引き受けたは良いけれど、そもそも身元引受人とは?どんな責任があるのか等々、身近な非日常の出来事に不安は募る一方で。
 弁護士の先生は言いました。 「相談しても良い内容なのかと悩まず、まずは相談して下さい」と。話がこじれてから相談に来るケースが多いとの事。薬物だけでなく、仕事の問題、お金、パートナーの事、HIV等、弁護士の先生への相談のタイミングは一人で抱え込まず、困った事があればそれがタイミングだそうです。確かに。話がこじれる前に相談に行っておけば…と思いました。弁護士の先生のお話しを聞いて賢くなったのと、話す勇気をもらいました。

プログラム参加の感想

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