ピア+トーク

【スピーカーより】「それぞれのモノサシ」ゆき(初参加/告知年 1998年くらい/服薬歴 告知以降ずっと/40代/女性&異性愛)

 この会で一番実感したのは、陽性者を取り巻く色々な立場・考えの人がいるということでした。スピーカー5人の中だけでも、陽性の異性愛・同性愛者、陰性の同性愛者なおかつ患者ではない人と多種多様で、各々が各々の経験してきた思いを胸にして、今を生きているのです。

 私はスピーカーとしてお話する立場でしたが、反対に「病気の話は人に言えない」と悩んでいる方がいるのも改めて認識させられました。 私は、周りに何人か話せる人がいて気持ち的には楽ですが、話したくても話せない陽性者がいるなら辛い思いをしてるでしょうし、胸が痛みます。 陽性者だからといって、もしかすると苦しみを乗り越えて辛くない人もいるかもしれないし、又は苦しみの真っ只中にある人がいるかもしれない。
 改めて、みんなのモノサシは全然違うと痛感しました。 そして、それをちゃんと理解出来て人の痛みがわかる自分でありたいと思いました。<2014年11月 感想文>

次の感想文へ

プログラム参加の感想

プログラムページ へ