U40ミーティング

「陽性者だと再認識した日」レイン(告知6年目/参加2回目/ゲイ)

時間に遅れてしまい、あせりながらドアを開けた瞬間、「すごい人数・・・。」と余計あせってしまいました。1回目に参加した時は5人だったのが、今回は十数人。顔見知りもほとんどいなくて、緊張しながら会が始まりました。自己紹介を聞いてみると、ほとんどの人が告知まもない人ばかり。

話題は副作用、薬の変更、就職、恋愛できるか、など。「6年前の自分と同じだな。PGMに参加した時がなつかしい」と聞きながら思いにふけっていました。自分は今、あのどん底の日のことを忘れてしまうくらい普通に毎日を暮らせています。最近では、陽性者のSNSのオフ会に頑張って参加しています。でも、SNSでは、自分のように投薬も軌道にのり体調の安定が続いている仲間が多いので、あえて病気のことにふれないで遊ぶことが多いのが実際です。病気をキーワードにテーブルを囲んで、心配ごとや本音を語り合うのって、長期療養者の自分にとっては、とても新鮮に感じています。病気のことを気にせずに日々暮らしていける幸せと、そして、たまには陽性者である自分を見つめなおす時間と、そのバランスが大切だなと再認識した日でした。また近々参加したいと思っています。<2013年6月 感想文>

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プログラム参加の感想

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