運営委員のつぶやき

矢島 嵩

神戸で7月に行われる「第7回アジア太平洋地域国際会議(通称:7thICAAP)」の準備で関西に行ってきました。自分のキャパ以上にいろいろな人に会ったので、疲れたけれどもそれだけのことはあったかな。

国際会議なんて僕には遠く離れたことのように思えていたのだけれど、実際に関わるようになって分かったのは、そんなに遠くの話じゃないっていうこと。た とえば、僕は、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで恋人にカミングアウトをした経験がある。チェンマイでもシドニーでもそんな経験をしている人がい るってことを知ると、国際問題が急にご近所の問題に変わって見える。一方では、抗HIV薬どころか、病院も、衛生的な水さえ手に入らない人がたくさんいる ことを知ると、そんな大きな問題に、こんな小さな僕が何をすればいいのかと思ってしまう。でも、そんなひとりひとりが集まれば何かが起きるかも知れない。 大河の一滴じゃないけど、僕一人分だけ、当事者一人分だけ、出来ることがあるんじゃないかって、そんなことを考えました。チャンスがあれば神戸で会いま しょう。

矢島 嵩

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