運営委員のつぶやき

☆の王子様

 夏の大祓い(6/30)も過ぎて、もう7月である。「祇園さん」の候である。「祇園さん」=祇園祭=私にとっては京都の=私が京都ズッポリはまるきっかけになったものである。

 アレは、確かハイスクールに通っていた頃、お正月のTV番組で「和宮様御留(原作:有吉佐和子)」で大竹しのぶ演ずる町娘が皇女和宮様の身代わりに江戸へと送られていく中で気がふれるも「コンコンチキンコンチキチン」という「祇園囃子」を口ずさみながら・・・という内容なのだけれど、そんな状態になってまでこの町娘に口ずさませるこの「祇園祭」とは何ぞや???と急に興味を持ち始めて、翌日日帰り京都初詣ツアーに出たのがその第一歩でした。

  当然「祇園祭」もお出かけし、最初の頃はわけもわからない中でガイドブック片手に出かけていたのですが、いつの間にやらそんなもの入らずに出かけるようになりました。ガイドブックに踊らされながらも、格式だけの店、名ばかりの店、観光客に媚売って胡坐かいて味を落としていく店、決して味を落とさない店、高いだけの店エトセトラ・・・。

 食べ物、特に「お菓子」の類いは、人づてに色々教えてもら ったり、街中ぶらぶら歩きながら偶然見つけたりして、「あぁ今回のお土産はkこれにしよう!!」って具合。特に、ありふれた定番品で「飛び切り美味しくて手ごろなもの」を見つけた時はことに嬉しい。

  季節によって、あるいは関係なく「コレ」が食べたいと思うものがある。取れるものは送ってもらうが、そうもいかないものも多いのが「京都」。ある季節のみや「賞味期限が1日なので・・・」という物も少なくない。だからつい「行ってしまう」のである。ママンはじめ周囲からは何度と無く「そんなんだったらいっそのこと京都に住めば??」といわれて久しい。京都はいつ行っても何かしら「そぞろ歩くネタ」に困らない町なのである。

 「船鉾(食べ物じゃないわよ)」が好きな☆の王子様でした。

☆の王子様

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