運営委員のつぶやき

生島 嗣

6月末に沖縄にいっていた。地元のいつかのグループからの招きでの訪問だった。そこで、人間関係の狭さによる「言えなさ」を多く耳にした。感染は絶対に言えない。セクシュアリティは知られたくない等々。思えば、東京でも15年前くらいには、同じではないけども、同じような状況があった。まだまだ、人数は少なかったし、感染者探しをしていたメディアがいたような時代だった。

東京周辺では、今でも、言いたい時に言える環境とは言いがたいけども、ずいぶんと状況は変化したように思う。この変化が、全国どこでも、変化のかたちは違うかもしれないけども、起こることを願うばかりだ。僕らにできることは、その土地で何らかの変化に向け活動している人たちを後方で応援することだけしかない。お金も、人もないというなかで、奮闘している人たちに敬意を表したいと思う。

生島

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