運営委員のつぶやき

生島 嗣

2012年7〜8月に皆様にご協力をいただきました「生活と服薬継続に関するアンケート」ですが、この結果から、冊子ができました。インタビューに協力をしていただいた皆様、アンケートに回答をしていただいた皆様、配布にご協力いただいた皆様、ご協力どうもありがとうございました。

このアンケート結果をみたある医師は、「この服薬率の驚くべき高さは、世界に誇れる」とコメントしていました。これを読むと、日本に住むHIV陽性者が服薬と生活の折り合いをどうつけているのかが伝わってきます。

服薬率の高さと関連していたのは、医師と患者の間で、飲み忘れを報告できる信頼関係があるかどうかでした。もちろんそれは一つの切り口で、それがすべてはないけども、興味深い結果でした。

ぜひ、下記サイトからPDFをダウンロードしていただき参考にしてください。

また、ぷれいす東京多目的室、事務所でも配布していますので、お手にとりご覧ください。

⇒以下、紹介文。

『Life & Medicine 〜日常生活の中で服薬を続けるヒント〜』

ぷれいす東京が、製薬会社ヤンセンファーマ株式会社の委託で今年初めより実施していた「HIV陽性者の生活と服薬継続に関する調査」プロジェクト が冊子になりました。世界に誇る高い服薬率を日本に住むHIV陽性たちがどう実現しているのかが伝わってきます。

HIV陽性者20名に対するインタビュー調査、および151名より回答を得たアンケート調査の結果をまとめたものです。ご協力いただいた、HIV陽性者のみなさま、NGOの皆さまありがとうございました。

冊子は、ぷれいす東京事務所、ネスト・プログラム開催時、その他調査に協力いただいたHIV陽性者団体・支援団体等でも配布する予定です。エイズ拠点病院で働く皆様は、ヤンセンファーマにご依頼いただき、患者さん支援にご活用ください。

『Life & Medicine 〜日常生活の中で 服薬を続けるヒント〜』
A5/カラー/40ページ
発 行:ヤンセンファーマ株式会社
制 作:特定非営利活動法人ぷれいす東京(生島、大槻)
編 集:永易至文
デザイン:新藤岳史
イラスト:モリケイ

PDF版は、ヤンセン社のWebサイトでダウンロード・閲覧が可能です。

HIV感染症・エイズのこと | ヤンセンファーマ株式会社
http://www.janssen.co.jp/sickness/hiv

ぜひご覧いただければ幸いです。

生島

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