1月31日(月)みんなのSDGs「取り残されやすい人々への新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響:各種実地調査から見える実態」に出演します
代表の生島が1月31日(月)に開催される、みんなのSDGsオンラインセミナーに登壇するので、ご案内します。
背景と目的
- みんなのSDGsでは、2021年を通じて、「希望するすべての人に(新型コロナウイルスの)ワクチンを:だれ一人取り残さないSDGs実現のために」と題したセミナー・シリーズの第一弾として「外国人編」在日外国人が直面するワクチン接種への障壁を、第2弾として「日本人編」としてホームレス、ネットカフェ難民らの日本人が直面するワクチン接種への障壁を議論してきました。
- COVID-19のワクチンへのアクセスは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に照らした大きな課題です。他方、COVID-19の経済面、生活面、精神面の様々な影響が、特に社会的弱者に及んでいます。
- その間、みんなのSDGs運営委員会のコアメンバーは、いくつかの調査を通じて、以下のような取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の実態把握を試みました。
- 日本の相対的貧困者におけるCOVID-19影響のオンライン調査(国立国際医療研究センター国際医療協力局)。
- LGBTコミュニティーにおけるCOVID-19影響:当事者の語りの収集(ぷれいす東京、コミュニティセンターakta、アフリカ日本協議会
※「みんなのSDGs」コアメンバーとしてはアフリカ日本協議会が参画)。 - COVID-19下の日本における脆弱性を抱える人々の保健・医療アクセスに関する質的調査(アフリカ日本協議会)
- COVID-19のフェーズごとに現れた外国人の医療アクセスの問題(みんなの外国人ネットワーク・CINGA)
- 今回のセミナーでは、取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の各種実態調査の結果を踏まえ、アドボカシーや政策提言すべき点を協議します。
プログラム (登壇者 敬称略)
開会あいさつ:明石 秀親(みんなのSDGs事務局長)
第一部: 取り残されやすい人々へのCOVID-19影響の各種実態調査の報告(各15分)
- 日本の相対的貧困者におけるCOVID-19影響のオンライン調査
神田 未和(国立国際医療研究センター 国際医療協力局) - LGBTコミュニティーにおけるCOVID-19影響:当事者の語りの収集
生島 嗣(ぷれいす東京) - COVID-19下の日本における脆弱性を抱える人々の保健・医療アクセスに関する質的調査
稲場 雅紀(アフリカ日本協議会) - 日本における外国人の保健医療アクセスの課題:COVID-19ワクチン接種と感染者対応を中心に
岩本 あづさ(みんなの外国人ネットワーク) - 貧困、LGBT、外国人の課題をSDGsという形でまとめて打ち出すには
北郷 美由紀(朝日新聞) - 指定発言「障害者の立場からみたSDGs」
川合 千那未(DPI女性障害者ネットワーク)
第二部: パネル討論
取り残されやすい人々へのCOVID-19影響を低減するための、今後の課題及び対策について
モデレーター 新田 英理子 (SDGs市民社会ネットワーク)
閉会あいさつ:藤田 雅美(みんなの外国人ネットワーク)
総合司会:宮城 あゆみ(国立国際医療研究センター 国際医療協力局)
日 時 2022年1月31日(月) 18:30-20:30
参加方法 マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
申 込 先 https://forms.office.com/r/GWizG7r3ZG
主 催 みんなのSDGs
(SDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラム)
問合せ先 みんなのSDGs 国立国際医療研究センター 国際医療協力局 宮城あゆみ(amiyagi☆it.ncgm.go.jp)☆を@に変えてください