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「COVID-19サバイバーズ・グループ東京」活動報告

ぷれいす東京aktaアフリカ日本協議会が協働し、LGBT法連合会「SOGI差別根絶ファンド」から助成を受けたCOVID-19サバイバーズ・グループ東京」の活動をまとめたのでご覧ください

プロジェクトの概要

  1. COVID-19経験者のピア・グループづくり、「サバイバーズ・ネットワーク」の形成
  2. COVID-19経験者による、COVID-19感染防止対策や検査、医療へのアクセス、医療経験、フォローアップに関する知見・経験の収集
  3. 収集した知見・経験を生かした感染予防対策やCOVID-19の検査・医療アクセスに関する教育・啓発資材の作成
  4. 当事者を中心とする感染予防対策、COVID-19の検査・医療アクセス、人権の確立や差別の禁止に関する提言書の作成

実施内容

  1. ネットワーク形成のための情報発信と取材対応
  2. ヒアリング会の実施
    2020年9月〜2021年8月までに感染が判明した、ゲイ男性10人、トランスジェンダー1人に、2回のオンライン・ヒアリング会と個別ヒアリングで話をお聞きしました。
  3. 教育・啓発資材としてのオンライン中間報告会と手記集
  4. 提言書
    「新型コロナへの検査・医療アクセス、人権の確立、差別禁止および当事者が主体的に参画する対策の実現に関する提言書」

まとめ

新型コロナウイルスに罹患するという経験がLTGBTにどのような影響を及ぼすのかが本プロジェクトの課題であった。想像で語ることはできるが、経験者たちの語りほど有用な手がかりはない。今回、聞き取った11人がどの程度、集団を代表するかについては、限界はあるものの、新型コロナウイルス罹患に止まらない、普遍的な生きづらさ、パートナーシップに影響する課題などが浮き彫りになった。これについて、問題を解決するための対策のあり方についての提言書を作成した。

より広い市民に、この成果を届けるための情報発信について、引き続き検討したい。

 

 

*このページの内容は知ってみるコラボレーション「COVID-19サバイバーズ・グループ東京」にも掲載されています。

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