アクティビティー

「TOKYO AIDS WEEKS 2025」報告

今年も12月1日の世界エイズー前後の期間(11月15日~12月15日)にTOKYO AIDS WEEKS 2025を開催し、オンライン・ハイブリッド・会場開催あわせて25の参加がありました。ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。また、開催にあたり、ヴィーブヘルスケア株式会社に協賛をいただきました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

各イベントの報告がTOKYO AIDS WEEKS 2025 開催リポートに掲載されています。現在もYouTubeなどでご覧いただけるものもありますので、ぜひご覧ください。

ぷれいす東京/TOKYO AIDS WEEKS 2025は、以下のイベントを開催/共催しました。

TOKYO AIDS WEEKSについて語ろう!

■日時 2025年11月15日(土) 19:00-20:00

今年も「TOKYO AIDS WEEKS 2025」で開催されるイベントについて語る会をオンラインで開きました。当日は、ぷれいす東京代表の生島とスタッフ2名が参加して、24のイベントについてご紹介しました。視聴者や参加団体の方からメッセージをいただき、それを読み上げる場面もありました。

LGBTQ+と家族の限定スピーカーミーティング​ 「家族やパートナーが依存症でした」

APP

■日時 2025年11月21日(金)19:00-21:00
■開催 オンライン
■主催 ぷれいす東京 Sexual Health Project

LGBTQ+でアディクトのパートナーの居場所である「アディクション・ぽーと・パートナーズ」を2024年春からスタートしたが、家族も参加できるように変更したため再キックオフイベントとして開催した。

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まず、DA(デターズアノニマス・買い物や借金依存の当事者グループ)を主催するレノさんとみっちゃんはお互いのパートナーとしての体験をユーモアを交えて語っていただいたき、Tommyさんには薬物依存症のパートナーとしての体験を語ったいただいた。そのあと、いつもの居場所でやっているブレイクアウトルームによる対話の時間をとった。

参加者は9名で、開催後のアンケートから「充実した時間でした。当事者の語りって本当に大事!って思いました。とってもパワーがある!」「自分も依存症の家族支援に携わっていますが、セクシャルマイノリティのパートナーの声を聞いてみたいと思っておりました。どこでそんな話を聞けるだろう、と思っていたので、本当に貴重な機会でした。」「みなさん積極的に発言をしていて、学ぶところは学び、喜ぶところは喜ぶ!その人間の本来あるべき姿をさらけ出しているのがすてきだった。」「少ない人数でしたが、それがかえってしっかりと質問ができ、そのお答えもしっかり聞くことができたので、ありがたかったです。大人数だと質問すると時間を僕が取ってしまっていいのかと気遣っちゃうので、助かりました。」とのリアクションがあり、開催の意義を明らかにしていると考える。このイベントをきっかけに12月からAPPとして、居場所づくりを続けていく決意をした。

“エイズ” BOOKフェア

“エイズ”BOOKフェア

■会期 2025年11月22日(土)〜12月9日(火)
■会場 platform3(東京都中野区東中野1-56−5 ホシノビル 401号室)
■選者 大島岳、宮田一雄、東海林毅、坂上香、砂川秀樹、しょうぷ、篠井英介、遠藤まめた、ヒラク、大塚隆史、木津毅、池上千寿子、生島嗣、イシヅカユウ、アキラ・ザ・ハスラー、マダム・ボンジュール・ジャンジ、染矢明日香、北丸雄二(敬称略・順不同)
■主催 TOKYO AIDS WEEKS 2025、loneliness books

2025年11月22日から12月9日に東京・東中野のPlatform3にて、TOKYO AIDS WEEKS 2025の一環として“エイズ”BOOKフェアが開催されました。
多くの方々にご好評をいただき、無事に会期を終えることができました。会場まで足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました!
選書を引き受けてくださった方々、ならびに会場を提供してくれた共催のloneliness booksにこの場を借りて御礼申し上げます。
選書と選者のコメントはこちらでご覧いただけます。

「カミングアウトジャーニーとその後の物語」同時上映会&アフタートーク in 高田馬場

「カミングアウトジャーニーとその後の物語」同時上映会アフタートーク in 高田馬場

■日時 2025年11月24日(月・祝)13:00-15:00
■会場 新宿区戸塚地域センター7F 多目的ホール
■主催 TOKYO AIDS WEEKS 2025

ドキュメンタリー映画『カミングアウトジャーニー』2作品の上映会と、主演である福正さん・パートナーのぽんつくさんをお招きしたトークショーを開催しました。当日はスタッフを含め、総勢110名もの皆さまにご来場いただき、会場は終始温かな熱気に包まれました。

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『カミングアウトジャーニー』(第1作)は、福正さんが周囲の人々へカミングアウトしていく姿を追ったドキュメンタリーで、伝える側だけでなく「伝えられた側」の反応や戸惑い、受容のプロセスも丁寧に描かれています。カミングアウトされた人たちの反応に対して、客席では涙を流される来場者の姿も多く見受けられました。

そして、2作目の『カミングアウトジャーニー2ー結婚式編ー』は、2025年に公開されたばかりの最新作。2025年4月に「中村キース・ヘリング美術館」で執り行われたお二人の結婚式と、その前後の道のりを描いた作品です。幸せあふれる映像に、会場全体が非常に穏やかで幸せなムードに包まれました。

上映後には、福正さんとぽんつくさんにご登壇いただきました。
限られた時間ではありましたが、会場からは途切れることなく質問が寄せられ、お二人の誠実でユーモアあふれるお話に、非常に活気のある時間となりました。

イベントの最後には、福正さんより待望の次回作についての発表がありました。
次回作は「映像」ではなく、「マガジン」での発表を予定されています。これには、映像を観ることが難しい環境(刑務所、少年院、精神科病院など)にいる方々や、音声・映像では情報を得にくい方々へもメッセージを届けたいという強い願いが込められています。

ご来場いただいた皆さま、そして開催にあたりご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
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*2026年1月17日から、この出版プロジェクトに向けたクラウドファンディングが実施されています。

【クラウドファンディングについて】
期間: 2026年3月17日まで
クラファンページ: https://camp-fire.jp/projects/869577/view?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show

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TOKYO AIDS WEEKS CHOIR 2025 ミニコンサート

■日時 2025年11月24日(月・祝)15:00-16:00
■会場 新宿区戸塚地域センター7F 多目的ホール
■主催 TOKYO AIDS WEEKS 2025

2024年に5年振りに復活した合唱ミニコンサート。
今回は2名の指揮者と1名のピアノ伴奏者を含めて、最終的に59名の参加者が集まってくださいました。例年と違い映画上映会との抱き合わせ企画となり、どんな感じになるか不安もありましたが、当日は69名ものご来場をいただきました。

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毎回披露している曲もあれば10年振りに歌う曲もありましたが、今回初めて取り上げた坂本九さんの遺作『心の瞳』を歌った際に、客席で涙を拭う姿を多くお見かけしました。
わずか数回の練習で本番を迎えるというスケジュールでしたが、メンバーそれぞれがそれぞれに想いを歌に乗せてお届けすることができたのではないかと思います。

TOKYO AIDS WEEKSがスタートした年から10年、今回が7回目となる合唱コンサート。
これからもこの想いを繋いでいきたいと思っています。(報告:加藤)

日常診療、支援に活かす「LGBTQ+とHIVの基礎知識」入門動画オンライントーク

■日時 2025年12月3日(水)19:00-
■出演 吉田 絵理子(にじいろドクターズ)、垣本 啓介(Health Equity Initiatives Japan)、堀川 歩、生島 嗣(ぷれいす東京)
■主催 ぷれいす東京 コンセントプロジェクト

10月にリリースした動画プロジェクト「日常診療・支援に活かすLGBTQ+とHIVの基礎知識」入門動画についてトークをしました。

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LGBTQ+の方々のなかで、医療が必要な場面なのに、通院を躊躇してしまうのはどのような場面でなのかを、当事者として語っていただきました。特にトランスジェンダーの性別移行時期の困難さについて、堀川さんの体験談をお聞きしました。今回は産業医のお立場から垣本さんにもご参加いただき、職場での課題についても話し合いました。医療者側、支援者側のちょっとした工夫や改善で、解決できることがあること、そして、根本的に結婚という選択肢がなければ解決ができない課題があることも話し合いました。

●「カミングアウトジャーニーとその後の物語」in 熊本 同時上映会&参加者トーク

カミングアウトジャーニーとその後の物語」in 熊本 同時上映会
■日時 2025年12月6日(土)19:30-21:30
■会場 Denkikan(熊本県熊本市中央区新市街8-2)
■主催 TOKYO AIDS WEEKS 2025
■協力 熊本から結婚の自由にyes!実行委員会 くまにじ

日本エイズ学会の開催期間中に、熊本で活動する「熊本から結婚の自由にyes!実行委員会」、「くまにじ」の協力を得て開催することができました。『カミングアウトジャーニー』を劇場で上映するのは初めてで、音響と映像のクリアさに感動しました。

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映画を視聴した人からは「アライとして応援したい」「中学生の教育に活かしたい」との声がありました。アフタートークでは、熊本で活躍する鍼灸師の八尋優子さんと体験談を共有しながらお話をしました。福正大輔の前主治医も特別ゲストとして登場し、HIV診療場面のリアルを伝えることができました。地元で活動する九州同性婚訴訟原告のこうぞうさんや弁護士の方にもコメントいただき、HIV/AIDSのみならず、LGBTQ+の人生にかかわる大事なイシューをさまざま語り合う時間となりました。参加者40名のみなさんと協力いただいた電気館・ボランティアに感謝します。

健全なオンラインコミュニティを作る

■日時 2025年12月13日(土)13:00-14:00
■演者 Jack Harrison-Quintana(元:Grindr副社長、BHOC)
■モデレーター 松中権(KANAZAWAレインボープライド)
■トークゲスト さとしぃ(SHIKOKU GAY WALKER 元管理人)、RIO(GOGOBOYS)
■主催 ぷれいす東京

元Grindr社長のJack氏がモデレーターを務めるBHOCの取り組みを拝聴し、日本でもマッチングアプリを通じたHIV・性感染症への対策が広まってほしいと強く感じました。

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松中権さん司会のもと、さとしぃさんやRIOさんによるライブ配信中のコメントをふまえた議論を聞いて、自身のセクシャルヘルスについての知識をアップデートすることができました。

こうした活動が浸透することで、LGBTQ+コミュニティ全体がセクシャルヘルスの問題によりフラットに向き合えるようになるはずです。HIVについてオープンに語り合える場が増え、誰もが自分の健康を主体的に考えていけるようなコミュニティを、共につくっていければと願っています。(報告:西川)

●短編集 日本初上映:Meet Us Where We’re At


■日時 2025年12月1日(月)20:00-
■会場 Space & Cafe ポレポレ坐
■主催 ノーマルスクリーン|厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業 「薬物を使用することがある人のヘルスプロモーションを実現するための包括的支援に関する研究」

報告は、こちらをご覧ください。

上映した映像は日本語字幕付きで現在配信されています。
https://normalscreen.org/events/dwa25

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