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「東京PRIDE2026」報告

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2026年6月6日(土)と6月7日(日)の2日間、代々木公園イベント広場にて「TokyoPride2026」が開催されました。今年度、私たちは「#UpdateHIV」および「We are positive」をテーマに掲げ、パレードへのフロート出走と、様々な団体と協働してブースの出展を行いました。
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前年の250名の倍となる「500名」もの仲間たちと共に行進したパレード、そして推定3,500名を超える来場者を迎え啓発活動を展開したブースは、どちらも過去最大級の成功を収めることができました。
ここに、関わってくださったすべての方々への深い感謝を込めて、希望に満ちた2日間のハイライトをご報告いたします。

【1】パレード報告:#UpdateHIV 仲間と2つのフロートで歩んだ新たな歴史

今年のパレードにおける最大の挑戦、それは「2030年のエイズ流行終結」に向けた機運をこれまで以上に力強く高めるため、参加規模を前年の250名から500名へと大幅に拡大することでした。
この大きな目標を達成するため、私たちは「2梯団(2つのフロート)構成」というアプローチに挑戦しました。

⚫︎13番フロート「音楽と盛り上がって歩く隊」(約250名)
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このフロートは、音楽を通じて最高にポジティブなエネルギーを放ちながら進みました。フロート先頭車には、特別キャストとして、Netflix『ボーイフレンド』シーズン2への出演でも大きな注目を集めるHUWEIさん、新宿二丁目の「bar marohige」に立ちつつ映画『ブルーボーイ事件』にも出演されたイズミ・セクシーさん、元ドラッグユーザーという自身の経験をもとに活動され、NHKの福祉番組「toi-toi」に出演されている風間暁さん、そして、新宿2丁目で実験的パーティー「CLUB SKIN」「ビーフケーキ」を主宰されているDJ POIPOIさんが搭乗。キャスト陣による熱いコール&レスポンスと最高のDJ演奏が、歩く人々だけでなく沿道のオーディエンスも盛り上げました。
また、車椅子やベビーカーを利用される方、長時間の歩行に少し不安がある方も安心して「楽しく歩く」ことができるインクルーシブな環境が整い、笑顔の絶えない隊列となりました。

⚫︎14番フロート「自分のペースでメモリアルキルトと歩く隊」(約250名)
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HIV/エイズの治療法がまだ無い時代を生きた陽性者のメモリアルキルトと、治療法が進歩した現在を生きる陽性者が「We are positive」の横断幕を掲げて歩きました。

京都からメモリアル・キルト・ジャパン(MQJ)の方々にもお越しいただき、キルトの歴史と想いを参加者、そして沿道に向けて語っていただきました。キルトに触れ、他者の歴史を引き受けながら一緒に歩くという体験は、祝祭のムードの中にあっても「切実な歴史を忘れずに継承していく」というプライドイベント本来の深い意義を強く実感させる時間となりました。

明治通りを進む中、14番目のフロート内でも参加者の間から自然発生的に「Update!」「HIV!」というコール&レスポンスが巻き起こり、さらに代々木公園手前では、先行する13番目の賑やかなコールに14番目の隊列が全力のレスポンスで応えるという一体感も生まれました。
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「U=U」をデザインした特製の赤いトートバッグをみんなで持って歩いたことで、すれ違う人々や沿道の方々へスマートにメッセージを伝えることができ、SNS上でも「U=Uの意味を調べてアップデートできた」という嬉しい反響も寄せられていました。読売新聞をはじめとする主要メディアでも11年ぶりにパレードの様子が大きく取り上げられ、HIV/AIDSに関する知識のアップデートとスティグマ解消に大きく貢献できたと考えます。

第13・14グループの映像です(全60グループ)
https://www.youtube.com/shorts/L6ySANA-IP8
第13・14グループ #UpdateHIV ‪@ぷれいす東京‬  ‪@akta_channel‬ ■撮影・編集:秋山理央

【2】ブース出展報告:チームワークで成し遂げた、来場者3,500名との対面アプローチ

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代々木公園イベント広場では、ViiVヘルスケア社が主導する大型ブース内にて、aktaやMSMオールジャパンの方々と共に共同出展を行いました。2日間を通じて非常に多くの来場者を迎え、かつてない賑わいと確かな成果を残すことができました。

⚫︎「U=U」トートバッグ2,000枚以上の配布
来場者に「U=Uトートバッグをどのように使うか(SNS、会場内、自宅など)」の意思表示シールを貼ってもらう楽しい参加型企画を実施。初日に約800枚、2日目に1,300枚の合計2,100枚を全て配り切りました。バッグの中には「UPDATEHIV」のパンフレットや「PrEPポケットガイド」などが封入されており、啓発ツールとしてはもちろん、赤いバッグは会場内でも非常に目立つためアピールとしても非常に有効でした。

⚫︎PrEPへのアクセス向上を求める要望署名活動:合計1,322筆
日本国内におけるPrEPを入手しやすい社会を目指した署名活動のラストスパートとして、署名を実施。2日間で有効署名「1,322筆」という素晴らしい成果を達成しました。集められた署名は、誰もが気軽にHIV予防が出来る社会のため、国や各機関に提出させていただきます。

⚫︎HIVクイズラリー連動企画と対面啓発の深まり
ViiVヘルスケア主催のクイズラリーにて、当セクションは「PrEPの効果」の解説を担当。スタッフが来場者一人ひとりに対して丁寧な解説トークを直接届けたことで、普段HIVに関する知識に接点がない方々にも、非常に深いレベルでの理解を広めることができました。

⚫︎パフォーマーによる盛り上げとSNSでの発信
クラブイベントのご協力により、初日は華やかなドラァグクイーン、2日目はエネルギッシュなGOGOボーイがブースに駆けつけてくれて、持ち前のパフォーマンス力で集客と啓発に大貢献してくださりました。また、SNS広報チームの活躍により、赤いトートバッグを持った来場者の記念写真もリアルタイムで発信され、ネット上でもイベントの熱気が大きく拡散されました。
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スマートな運営を支えたバックヤードと事前準備の成果

【3】総評と次なるステップへ

「TokyoPride2026」における活動は、パレードとブースの双方が見事に連動し、お互いの強みを高め合い、最高の成果が残せたと感じました。
当事者、医療従事者、行政、企業、アライが一つの強力なチームとして肩を並べて歩けたことは、これからの社会運動のあり方に大きな光を照らしました。また、華やかな祝祭のエネルギー(13番フロート)と、先人たちの歩みを尊ぶ想い(14番フロート)が結実した500名の隊列は、参加者から「心から誇らしく、胸が熱くなった」との感謝の声を頂きました。
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ブースでは、多様な層に向けて、最新の正しい医療情報と啓発メッセージを笑顔と共に直接手渡すことができました。スタッフ一人ひとりが輝き、互いにサポートし合う姿は、まさに私たちが目指す「誰もが自分らしく、心地よく生きられる社会」そのものの縮図でした。
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アンケートに寄せられた「知識をアップデートして家族にも共有できた」「来年も絶対にまた参加したい」というたくさんの温かい言葉を原動力に、私たちはさらに素晴らしい次のステップへと歩みを進めてまいります。
この記念すべき素晴らしい成果は、企画から準備、当日の運営、片付けに至るまで、力を尽くしてくださった全てのボランティア、パートナー団体、スタッフ、そしてブースや沿道から愛を届けてくださった全ての皆さまのおかげです。心からの敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございました!

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