スタッフ日記

東京レインボープライドパレードを振り返る

先日、Twitterで、砂川秀樹さんがかつてのパレード開催日の話題をツイートされていました。以前は8月開催だったのですよね。

東京レインボープライドパレードはすっかりゴールデンウィークのイベントとして定着していますが、来年はオリンピック・パラリンピックの関係でコミケもゴールデンウィーク開催となり、イベンター的にはどんなことができるかなとつい考えてしまいます。

と、遅くなりましたが今年のパレードの様子をきちんとご報告できていませんでした。

 

詳細は報告記事をご覧いただけたらと思いますが、2日間のイベントは例年通りGフレのメンバーをコアスタッフに、他部門の方にもお手伝いいただきました。ご協力いただいた他団体関係者の皆様、東京レインボープライドパレードのスタッフの皆様にも改めて御礼申し上げます。

TRP2019 2日目のスタッフ集合写真

今年はパネル展示が中心だったので、前日にはパネルとプラカードの制作作業もありました。当日参加できなかったスタッフにもこちらの作業を手伝ってもらいました。

今年のスタッフはU=UのTシャツ。来場者の方にはUPDATE!の冊子を配布したり、その内容をパネル化したものの前で説明したりと終日動きまわっておりました。

開催初日はパレードがあり、今年は久々にHIV関連フロートが登場。もちろん掲げたメッセージはこちらです。

今年はフロートが40、我々は26番目と、全体の中ではほぼ中ほど。しかしながらパレードは交通状況を見ながらの警察指示で出発していくため、一応予定出発時刻は設定されているものの、なかなか予定通りにはいきません。ある程度は遅れるかなと思いつつ、スタッフTシャツの上から赤いスタッフビブスを被って隊列へ。

・・赤いスタッフビブス?

実は各フロートの出展団体から、隊列の整列責任者を出すことになっていて、それが巡り巡って僕のところに来たのでした。だいたい人は待たされるとテンションが下がるのですが、パレードの場合、テンションを上げた方が良いケースと少々落ち着きを取り戻していただいたほうが良いケースがあるので、そのあたりのバランスを取りつつひたすら待ちました。かなり遅れての出発でしたが、時間以外は大きなトラブルなくパレードができたと思います。

フロートにはHIV関連団体だけでなく、医学生のグループや研究者のかた、製薬企業のかた、陽性当事者やその周囲のかたなどが参加してくださったのですが、楽しく歩いていただけたなら何よりです。なお一部の関係者のかたに「ご挨拶まわりはあとで!そこ隊列を崩さない!」などと声を張り上げていたことを謹んでお詫び申し上げます。

 

東京レインボープライドパレードは20万人規模のイベントとなり、8月に開催していた頃と比べると本当に大きなイベントになったなぁと感慨深いです。

既に来年も4月の最終土日に開催予定と発表されています。こうした機会を作っていただけることに感謝しつつ、来年もいろいろできたら良いなぁと思っています。

 

sakura

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