陽性者と家族の日記

The Snowman

気がつくと 今年も残すところ あと10日足らず。

暖かい日と寒い日の気温の変化が大きい冬になっているような気がしますが、

みなさんは元気でお過ごしですか?(^^)/

 

僕的には あっ という間の短い一年間でした。

やらなきゃいけないことが多くて、なにかに思い悩む時間すら惜しくて

ほんと がむしゃらに駆け抜けた…っていう印象が強いですねー。

 

うれしかったのは、たくさんの新しい友人たちに出会えたこと。

パートナーを亡くして1年とちょっと…

悲しみはぬぐい切れないし それは今後も不可能だと思うけど、

健康状態を崩さず、必要以上に薬に頼ることなく 食事と運動で

自分の生活をコントロールできているのは まちがいなく

”今、話したい誰ががいる”から ですね(^_-)

 

僕は徹底したリアリストで(^-^; 科学的に確認できないものは

簡単に信じないのだけれど、そんな僕でも 目には見えない

“心のつながり”や 遠く離れた誰かに思いを馳せることが 

自分にとってかけがえのない幸福をもたらしてくれる…

そのことは絶対的に信じています。

 

ずっと前のこのブログに書いたことがあったかな…

僕は 来るべき時代は 自分たちよりも新しい

(今後 新しく生まれてくる あるいは 現在 成長している子供たち)

世代のためにあると思っています。

(もちろん)言うまでもなく、自分や自分たちのことが一番大事。

それはね、世の中に生きてる誰もが絶対みんなそう思ってると思う(^-^;

 

でも 希望って…

内側じゃなく… 外側にあるからこそ気づくんじゃないか とも思うのです。

外側で輝いてるから その美しさにハッと目を奪われて…

あれいいな、あっちの方向に行ってみたい、少しでも近づけるよう

自分もがんばるぞ!っていう気になるんじゃないかな。

だから ”違う”ことって大事。

違う容姿の人、違う性別の人、違う性格や考え方をもっている人、

違う言葉を話す人、違う年代の人…

違いがあるから 世の中はどんどん豊かになっていくのでしょう。

 

いっぽうで…その”違い”が”どんどん豊かになる”ことによって

誰かに心を傷つけられてしまうことも…特にネット社会が

どんどん加速している現代では…増えているのも事実です。

 

僕が小学生だったころは インターネットはおろか携帯電話、

現在の形のパソコンさえなかったから 直接相手と会って話をする

コミニュケーションが当たり前でした。

 

僕はおとなしい(人前に出るとすっごくキンチョーする(>_<)

子供だったから、自分の表現の仕方がよく分からなくて

ちょっと殻に閉じこもりがちな小学校、中学校生活を送ってきました。

同級生の友だちや学校の先生たちからの何げない言葉に傷ついたり、

ショックを受けたりしたこともたびたびあった。

そのたび 親や周囲の大人の人たちが いっしょうけんめい

僕を守ってくれた。それは本当にありがたいことでした。

その人たちのおかげで、今の自分が 今日ここにいる。

 

深く感謝しながらも…僕は 今 思います。

彼らのほかにもうひとり…別の大人がいて、

こう言ってほしかった。

「気持ちはわかるよ。”つらい”ってイヤだよね。

でも ”つらさ”って死ぬまで消えることがないんだよ。

“つらさ”と友だちになる方法も 知っておいた方がいい」

 

筋トレって…もちろん 筋肉を鍛えるトレーニングなんだけど…

鍛えることと傷つけることって、実は正確な差が定義できないんですよね。

筋繊維を太くするためには、ダメージを与えるしかない。

それって 自分にとって 本来は不必要な動きだから、

自分から進んで筋肉を傷つけている行為 とも言えます。

また、耐えられる負荷の個人差も考えなくちゃいけない。

ある人にとってはダメージにならなくても、別の人にとっては

ものすごく大きなダメージを負うこともしばしば起きます。

だからこそ トレーニングの仕方を学ぶことは大事だし、

リカバリ(休息)の取り方も大事だし、栄養補給も重要になってくる。

 

若い時は動けるのでいつも筋肉を使ってるから気にならないけど

高齢になったら 若い時と同じようにはいかないんですよ。

でも 高齢になってから気がつくよりもっと前にそのことを知っていたら

結果的に…自分に跳ね返ってくるダメージって 少なくて済むのでは?

 

ごくごく幼いときから、心に”微細な傷”をつけて 地道に繰り返して

大きくなってからさまざまなものごとや 周囲からの圧力に対して

耐えられる心の筋肉をトレーニングしておくことって 絶対に大事!

って この年になって しみじみ感じます。

 

これからの時代を生きていく子供たち、若者たちには ぜひ

誰かから傷つけられることばかり恐れるのではなく、

苦しさや悲しさに耐える能力も 身につけてほしいって願いますね。

いきなりでは絶対無理だから 小さい時から コツコツ 少しづつ…

それでこそ “多様化”という抽象的な言葉が現実世界に本当に根づいて

世界がどんどん豊かになっていくと思うんです。

 

あと数日でMerry Christmas、そしてHappy New Year。

新しい年には東京でオリンピックも開かれます!(^^)

 

僕も 新しいものに対してより”どん欲”に コミットしていきたいな~。

 

 

↓30分近くあり長いのですが 冒頭のナレーション以外は

セリフがないので よろしかったら ぜひ!

 

素晴らしい年末年始を迎えてください。よいお年を~ ^^) ~~

来年もよろしくお願いいたします。

 

なぎさのペンギン

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