陽性者と家族の日記

オンライン診察

通っているNHS(イギリスの公立の病院)の定期診療がありました。
今回はコロナ禍の中なので、診療をオンラインですることに。
URLやマニュアルが送られてきたのですが、要は予約の時間ちょっと前に
オンラインにして指定されたURLにアクセスする、というもの。
ネット上の待合室のようなチャットルームがあり、そこで医者の診療を待ちます。

が、どうやら今回はシステムの調子が悪かったようで、結局、電話での診療になりました。
結局20分ぐらい、医者と最近の様子やちゃんと薬を飲んでいるかなどを話すだけで、
今回は血液検査もありません。
処方箋の受け取り方を教えてもらって、薬を取りにいくだけでした。
そして次回の診療は半年後。前回が6か月前なので、1年間ぐらい血液検査をしないことになります。

私の場合は血液検査の結果がもう何年も安定している、ということもあるのでしょうが、
イギリスの国民保険制度は無料なので、基本的に無駄なことはしません。
言い換えると効率よいともいえますが、日本のように細やかな気配り、という感じではありません。
お金持ちの方々はプライベートの病院に通うこともあります。

無駄なことはいないといっても、薬代も診察料も無料ですし、
冬が近づくと、インフルエンザのワクチンを優先的に接種させてくれるなど、
必要としてる人に必要なサービスを提供してくれます。

そういえばこのNHSが、このコロナ禍とも命がけで戦ってくれているんですよね。
日本でも医療従事者への感謝の気持ちを伝えようと色々な試みがあるとききました。
私も感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

ひろき

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