陽性者と家族の日記

コロナ禍の診療

パンデミックが始まってから、1年以上経ちます。
この間、診療はすべてオンラインで行われています。

イギリスの場合、国民健康保険制度に加入すると、
無料で治療と診察を受けられ、HIVの治療薬も無料で処方されます。
無料なせいか、血液検査と診察の間隔が、
ウィルスが検知不可能レベルの場合、半年に1回のみです。
薬も、一度に6か月分処方されます。

コロナ禍になってからは、医者の診察がすべてオンラインになりました。
半年に一回、医者の診察をZoomで行います。
個人的には対面式よりは若干、話にくい雰囲気に感じます。
これは、微妙な間や会話のタイミングがずれるので、
会話を早く終わらせたり、雑談しにくく感じるからだと思います。
ただ、本当に話さなきゃいけないことはちゃんと話せますし、
相談や質問もできるので、特別困ることはありません。

血液検査は病院にいって、看護師の方にしてもらいます。
その際、採血や血圧のチェックなど、
簡単な検査もしてもらいます。
処方箋は病院の薬局での引き取りか、
業者によるデリバリーを選べ、
私は在宅勤務なので自宅へのデリバリーを選んでいます。
これだと、薬局で待つこともありません。

考えてみると、時間的な制約が軽減されるので、
患者側のメリットも大きいです。
もちろん対面のコミュニケーションも大事だと思いますが、
リモート診療が選択肢にあると便利ですね。

ひろき

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