ついに接種!(前編)
サル痘のワクチン、予約なしで参加できる接種会場があるときいたのですが、
週末のみ、しかも、長蛇の列(ほぼこっち系の方のみ)ができているとニュースで報道されています。
接種会場に行く予定の週末は、朝早く起きれなかったので、
1週間先延ばすことにしました。
が、その翌週末に予約なしのワクチン接種が中止されたようです。
ネットを検索したのですが、予約なしの接種会場の情報がみつかりません。
こうなると、少し焦りも感じ始めてきます。
ワクチン不足で、自分だけ接種が遅れたらどうしよう、
そのことでゲイ同士で差別されたらどうしよう、もっと早くに行動をおこして、
頑張って早起きすればよかった……。
今さら、後悔が頭をよぎります。
その後の1週間ぐらいの間にあったゲイの友人たちが必ずといっていいほど、
サル痘が話題に上がっていました。そうこうしているうちに、
たまたま、事前に予約していた定期健診がありました。
診断時に医師にきいてみようと思っていたら、
医師の方からその話題について接種は済んだかと質問されて、
ついにワクチンを接種をしてもらいました!
やはり、ロンドンの公立病院でサル痘のワクチンが不足しており、
希望者全員の要求には応えられない状況になっているそうです。
そこで優先接種の要件を満たしている人に、個別にワクチン接種をオファーしているとのこと。
それにして、サル痘に感染した人は、統計的に言うと、ある特定の性的指向を持った人に
偏っているそうです(病理学的には別な話だと思うのですが)。
いくらNHS(イギリスの公立病院)が患者の個人的な治療の記録や病歴のデータを持っているといえ、
性的指向の情報は保持していないですし、それをもとにワクチン接種の連絡をしたら、
とんでもないことになります。
私の場合は、診療時に聞き出した性的指向の情報(性病検査するときにきかれます)を
参照したのだと思います。