陽性者と家族の日記

エリザベス女王の国葬

ついにこの日が来てしまいました。
女王陛下が亡くなったら英国はどうなるんだろう、
イギリス人の友人にどうメッセージを送ろうかと考えていました。
私は王室ファンでも歴史家でもないのですが、
王室メンバーはスキャンダル続きで王室廃止論まであること、正しい行いを実践してきた
女王陛下は国の精神的な支柱だったことは理解しています。

日本人にとっては、在位が63年間あった昭和天皇の大喪の礼に近いと思います。
私も、女王が眠る棺が安置された広間とそこへ続く一般人の列や手向けられた花束のコーナーを見に行きました。
列はなんと、土曜日の時点で並んでも、棺をみるには二日後の月曜日までかかる、と言われていました。

一方で、熱烈な王室ファン、植民地主義の文脈から責任を取るべきだと考えている人、
興味がない人、など人種や国籍によって、女王や王室への思いは様々なようです。
それでも、女王陛下が国と旧英連邦の国のために70年もの間、
全てを捧げてきたことは誰しもが認めると思います。

まずは一人の尊い人間として手を合わせたいと思います。

ひろき

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