陽性者と家族の日記

お役に立てて光栄?

いとこより、新婚旅行から無事に帰ってきたと
連絡があった。
連休中に出席した結婚式で、何とか
乾杯の挨拶をしたお礼も兼ねて。

突然の申し入れに、慌てて挨拶文を考えた訳だが
変に格好をつけて普段、使わないコトバを
盛り込んだため、自宅でのリハーサルでは
舌を噛みまくった。そのせいで
嫁さんにも、「簡単なのにすれば?」と言われた。

頼まれる時には戸惑ってしまったが
引き受けたとなると「いとこの晴れの門出だ」と
変にこだわって、いたずらに自らをして
その難易度のハードルを上げてしまった。
誰もそんな挨拶なんて、大して聞いていないことなど
判ってるのに・・・

しかし、それなりに納得できる挨拶が出来た時は
「やり遂げた」と自画自賛の思いで
脳内モルヒネが全開!って感じになった。

学生の時に読んだ本の中に
「人は困難に価値があることを知っている」という
のを思い出して、当時の自分もそうだったのかな?
いわんや、少なくとも当の結婚した当人達から
感謝もされて。

人の役に立って少し、いい気持ちになった
自分が単純で、めでたいと思った。

ガジ

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