陽性者と家族の日記

ひとつの節目

そろそろ、発覚から一年を迎える。
当時は・・・
発覚前はこの時期、だんだん長くなってきてる
日の長さを感じ、空気のさわやかさを感じ
来たる夏の訪れに、根拠のない期待感をもって
毎日を過ごしてきた5月が、一変して
絶望感と言うか、何の楽しみも心に
保持できなくなったのを思い出す。

数年は5月になると当時の思いに苛まれそう。
この思いは、簡単には癒えないだろうけど
今は、たくさんの人にお世話になって
色々な問題をひとつずつ乗り越えながら
日々を暮らしている自分が事実、ここにある。

いつか、また来たるべき夏に
心を躍らせられる日が来るだろうか?
いや、きっと来るよう自分から
進んでいけるよう、心がけて一日一日を
過ごして行けるように意識しないと。
たとえ、立ち止まりながらでも前に進むことを
忘れずに心がけたい。

ガジ

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